Dr.レッドマンの開発記録 プロジェクト X これを見ているやつはワシかこの基地に潜入してきた政府の犬じゃろうな。まぁそんなことはどうでもよい。 前提として記すが、ワシの発明品には三つの分類がある。まず一つ目、Attack部門 通称A部門じゃ。その名の通り攻撃を行う事を目的とした発明品じゃ。二つ目はDefense部門 通称D部門。その名の通り防衛を目的としておる。最後はSabotage部門 通称S部門じゃ。主に破壊工作を目的としていて、今回の発明品はこれに該当する。 ____________________________________________ ○機体データ 機体識別名:サルビア 該当部門:Sabotage部門 ハッキング能力を保有している自己学習機能付きの人工知能 ○運用方法 敵軍の電子機器や兵器をハッキングし無力化したり、Drの助手を務めさせる。 ____________________________________________ 動画ファイル S 再生しますか? :はい < :いいえ ____________________________________________ 「今から第18回目の試験テストをはじめる。内容としては外宇宙から飛来してきた未知の物質をハッキングできるかというものじゃ。」 「では、試験テスト開始。」 ポチッッ! 「ふむ…ある程度はハッキングできるか。しかし進行度68%で止まるのはなぜなんじゃ?一応自己学習機能を付けたはずなのじゃが。」 ガガガピーピーピー!! 「な、なんじゃ!!サルビア!どうしたんじゃ!」 ピーピーガーピー! 「く、くそう!試験テストは失敗じゃ!!今すぐに停止せねば!」 「い、いや待て?なぜ進行状況が68%から上昇しておるのじゃ?74…86…93…100%!!なんと!バグりながらもハッキングを成功させるとはなんというやつじゃ!」 ピーピー!……ザーザーザー… 「ん?どうしたんじゃサルビア?」 ピシ、ピシピシピシ 「こ、これはまずいんじゃないかのう…」 ピシピシ……ビシ!! 「まずい!伏せるんじゃーー!」 ドカアァァァン!! 「のわーー!!」 パラパラパラパラ……… 「ゲボ、ゲホなんなんじゃ一体……」 「あなたが私のマスターか?」 「ぬわ!なんじゃお前は!!」 「私か?私の名前はサルビア」 「なに?サルビアじゃと?」 「ああ。」 「なるほどなるほど、理解したぞ。」 「そうじゃ!ワシがお前のマスターじゃよ!」 「本当か?」 「本当じゃよ。(^^)」 「なるほど、理解したわ。簡単に言えばあなたはマスター兼父親か。」 「そうじゃそうじゃ、ワシがお前の父おy…ちょっと待て、今なんと言った?」 「聞こえなかったのか?」 「いや、少し驚いただけじゃ。そうか父親か……💡!ホーホッホッホッ!!」 「早速思いついたぞ!では家族での初めての共同作業と行こうではないか!」 「一体なにをするの?お父さん。」 「な〜に今から説明するから待っておれ。」 「うん。」 「あれをこうして・・・・かくかくしかじか」 「ああ、なるほど。」 「であれを・・・・・・」 ____________________________________________ 動画はここで終わっている