とある日の豪雪、少女は街の路地裏でうずくまっていた。拾った薄い布に包まり寒さを防ごうとしていた。 (寒い、体の芯から凍える。寒いよ。) 心の中で『寒い』と思い何かないかと周囲を探そうとしても…動けない。手が伸ばせない………目を開けられない。 助けを探そうと思っても足が動かない。。 少女は気絶するように眠りについた。