古くより吟遊詩人たちに謳われてきた伝説の傭兵 あらゆる剣を使いこなしたという彼だが、本気を出すときだけは、必ず大剣を抜いたという 彼が使った剣はどれも本来の持ち主にのみ力を与えるという噂があるが、ただ彼が十全に剣を振るっていただけである 吟遊詩人の詩にはその剣で矢の雨を弾き、最前線で槍衾を切り払い、鎧を着た騎士を圧倒し、必ず敵将を討ち取ったと謳われる 数多の戦いを生き抜いた彼だが、アンデットとなった父との相討ちという悲劇で詩は締めくくられている