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【水幻の魔法使い】マリー・シルバライト

※下にSSも続いております 【水幻】今ここ! →ホームルート 【水舞】https://ai-battler.com/battle/a076218e-ec7f-4c37-be49-258f6a9d2400 【水幻彫刻】https://ai-battler.com/battle/e03e4c7e-4c11-4646-87a2-ddd8b9d7bf6b →アナザールート 【水鍛】https://ai-battler.com/battle/906c5bcd-7e75-41b9-87f3-a978745a756c 【氷瀑】https://ai-battler.com/battle/32560082-ce17-499d-b791-c105ff0cf858  魔導学校に入学して間もない頃──  魔導学校の庭園で、静かなひとときを楽しんでいた私は、一人の少女を見つけた  話題の少女だったわ  入学試験でほとんど魔法を使わずにゴーレムの魔石を盗み取った、もう一人の満点合格者。スラムの盗賊として悪名高かったとか噂も聞いていた。彼女は私に気づくと、露骨に顔をしかめた 「なんだよ。何見てんだよ」  これは間違いなく不良だわ……  私はそう思いつつも、笑顔に努めた。うかつな対応をしたら、次は何をされるかわかったものではないもの  とはいえ、黙っているわけにもいかない  私は少し考えて言葉を選んだ 「あなたも入学生でしょう? あのゴーレムを倒しちゃうなんてすごいわ」 「ふふん、まあな」  得意げに腕を組む彼女を見て、私は自分の選択が間違えていないことに安堵した。もしかしたら、結構チョロい人なのかしら 「でもね……魔法は強さじゃないんだよ。その、魔法は平和と幸せのためにあるから……何だよ、変なこと言ったか?」  しまった。顔に出てしまっていたみたい  でも、仕方ないじゃない?  突然平和とか幸せとか言い出すんだもの  え? どういうこと?  どうやら、思ってたより面白い人みたい 「自己紹介がまだだったわね。私はマリー・シルバライト。あなたは?」  やや納得行かない様子で、彼女は自分の名を名乗ってくれた  セリア・ソーズド  これが奇抜な親友との出会いだったわ ☆登場したセリア・ソーズドはこちら https://ai-battle.alphabrend.com/battle/961a88f3-3ea0-4f70-9fd6-2125c381f929