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【魔法の継承】マフ・オズライフ

【"魔法継承学"】  それは自身の持つ魔法を他者に付与する魔法、それはより確かな魔法の継承方法の一つ。その際、術者から対象に付与される魔法に対する魔法学術的な劣化が見られない非常に完成された継承方法であると表されている。  その本質は"付与"であると同時に"器"、その双方への渡し船であるという点にある。言い換えられば、"継承する"という単なる一方向的なものだけではなく"継承される"という【万物の器】とも成り得る可能性を有している。 【"万物の器"】  あらゆる魔法をおさめた者だけが至れるという魔法学術的な限界到達点。その存在の初出は遥か昔、二万三千年も昔に栄えた【魔法黎明期】に遡る。 【"魔法黎明期"】  魔法が最も発達した時代、学者間の議論では現代より遥かに栄えた時代であったと推測されている。しかし、当時の"万物の器"が起こした【黎明戦争】によって、その大半の歴史的資料の数々が不自然にも消失を遂げたとされている。現在、その当時から現存する魔法は"古代魔術"という分類がなされている。又、現在では"古代史学派"の尽力により、幾つかの魔法が復活に成功している。 【"黎明戦争"】  神話の戦いと表される歴史上最大にして最初の魔術的な戦争、その大部分の記録は残されておらず、数少ない資料についても何者かの手によって改竄が為された形跡が見られる。その当時を知る唯一の人物【大魔導師・ゲイルマン】の供述による記録では"人類が生み出した最初にして最後の地獄"と同氏の口から語られた。しかし、その詳細については現在同氏の消息が絶たれた事によって依然として詳細不明な状態が続いている。 【"大魔導師・ゲイルマン"】  現存する"最古の魔法使い"、同氏は古代史学派の代表を長年務めており、その経歴の中で数々の古代魔術に関する資料復元と魔法復興を成してきた功績が認められ【魔導教会】より"大魔導師"の称号を授かった。その中でも彼を一躍有名とした魔法が"不老の魔法"、それが彼を今日まで生かし続けた魔法の正体でもある。しかし、その魔法について未だに分かっていない事の方が多い。 【"魔導教会"】  魔法学の発展を築いてきた長い歴史を誇る魔術組織、その本質は将来有望な魔法使いの教育機関という側面と、かつて存在したとされる伝説上の魔法黎明期の再現と滅亡の理由を探し求める探求者としての一面がある。  加えて、近年では魔法継承学派による研究が万物の器への到達、ひいては魔法黎明期の再現が為されるのではないかと期待されている。その学派の中でも特に"異端"と表される【マフ・オズライフ】、彼女の動向が期待を集めている。 【"マフ・オズライフ"】  現時点で"万物の器"に至る可能性が最も高いとされる人物、その在り方は"天才"というよりも"異才"に近い。しかし、彼女の有する性格として対人関係に何らかの問題があり、彼女自身の学生生活に関して順風満帆とは行っていないようである。