至考寺院の最深部に鎮座する装置。それによりにデータ化された意識。深霜たちに指示を出し、自らの役目を果たし続ける。 何事でも王になるには相応の覚悟が必要である。彼はその役目を自ら引き受け、今もなお役目を放棄しようなど考えていない。 人々がこの地を去った現在においては自らの存在意義を深霜たちにしか見い出せていない。終末を目前にしてなお彼が自信を保ち続けるのは深霜に希望を託しているからに他ないのだ。