『御崎流の真髄…それは初撃に在らず弍撃目にあり』 一撃目ではなく二撃目に重き置いた剣術、『御崎流』の流派の剣豪。飄々とした性格をしているが、剣の腕は一流。各地を旅し見聞を広めている為、考えを固執しないようにしている。 道場に戻ってきたある日、丁度道場には横暴な道場破りがいた。道場破りの態度に嫌気を覚え、挑発に乗った。相対する2人、実力は拮抗していた。勝つ為に二撃目にこだわるのをやめ、御崎流には無い三撃目を放った。 結果は兼吾郎の勝ちに終わったが、御崎流には無い三撃目を放った事で破門となる。 説得の試みはしたものの、結局聞き入れてもらえず、和解には至っていない。