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【夢幻の鏡】煌=スフィーグエル【千変万化の万華鏡/鏡中の幻】

鏡があればそこに彼女はいる。…いや、“在る”と言った方が正しいだろうか。彼女は“鏡という概念そのもの”である。 現実は屈折し、反射し、鏡の中と交わることは無い。ただ夢幻である。 そんな夢幻である鏡を私たちが毎日目にしてしまうのは、一体どういう訳だろうか? あなたは鏡の前に立つ時に、きっとあなたをよく知りたいのだろう。 鏡のあなたはあなた自身。あなた自身に向き合う時が来たのだ。 だが、そんな鏡に映るあなたが意思を持ったら…?それはきっと彼女の仕業だ。 ───ここに書かれている情報はよく書き変わる。存在していない過去のスフィーグエルの記述もあるだろう。しかしそれは当然のことだ。何故なら彼女は、常に変化し続ける万華鏡なのだから。 【能力解説】 …文字をコンパクトにする過程で削ぎ落とされた目的語・事由等を補完。一応鏡は関係してます。(改造中で記述が無いものもあります) 彼女は鏡像の意思そのもの。 【鏡有】(きょうゆう) 鏡の性質を持つため、攻撃を反射したり反転したりできる。 【鏡像】 また、自分は相手自身の鏡像を使用できる。相手の能力すらも模倣するのだ。 【煌の速さ】 実体が光である故に何よりも速い。万華鏡により反響し加速すれば、光よりも速く。 【合鏡】(あわせかがみ) 鏡合わせに増えていく鏡像。 【鏡の廻廊】 合わせ鏡の無限回廊。どれだけ進んでも0に等しい。終わりなど無いのだから。ここに入れば全ての速度は0に収束する。例え相手を視るための「光」であったとしても。 【常世鏡】(とこよのかがみ) どこかには常にある鏡から生まれるので、1つの像が能力を否定されようと、他の像が修復する。 【鏡世】(きょうせい) 鏡の世界に相手を閉じ込められるのだ。 鏡というのは何だ?自分と向き合うことを強いられるものだ。 自分の行動を矯めて正す世界。 彼女は鏡像。相手と同じ姿になってくれる。話し合うのだ。共に生きる道について。 【無映】(むえい) 鏡の世界の自分を取られたらお終い。だってそれは自分自身であるので、能力が現実に映されなければ使えなくなってしまう! 【鏡壊】(きょうかい) いいや、それだけだったらいいのだが…もし自分自身である“鏡像”を鏡の世界で破壊されてしまったら… それだけではない。“世界そのものの鏡像”を破壊されてしまったら… 現実は崩壊する。 終りの鐘でも鳴らされたかのように。 【鏡奥】(きょうおう) …そんな恐ろしい鏡なんて壊してしまいたいだろうか?しかし、それは無理だ。 あなたも見たことがあるはずだ。合わせ鏡を。それは鏡の奥の届かぬ最奥まで、鏡像を複製する。その数は無限。1人、また1人と彼女は鏡の奥の深淵から歩いてこちらへやって来るのだ。 【逆鏡】(ぎゃっきょう) また、合わせ鏡には過去の自分の光も捉えられている。過去の自分を映し出し、自分を過去の状態に戻せるのだ。まるで時を遡ったかのように。 【先見】(サキミ) 彼女が鏡があれば存在するとは、つまりはいつでもいるということだ。 過去の彼女も鏡の中にいる。今の彼女は未来から見た過去の彼女。故に、未来の彼女が過去の自身である今の彼女に情報を伝えられるのだ。 『先見玉』(さきみたま)という硝子玉を作り出し、水晶玉の占いのように未来の自分からのメッセージを受け取る。より幸福な未来を選択するための占星を。 【時空転移】 そんな彼女は実は幻。鏡であるため、時空を歪めて幻像を作るなどお手の物。時空を歪めるため、相手を別の空間へ転送することも可能。鏡の世界は万華鏡のような彼女と常に共にある。 (鏡の裏話) 【鏡世】の読みの「きょうせい」ですが、「強制」ともとれますし「矯正」「共生」ともとれます。 自分を鏡で見直し矯正し、共生への道を探していく。【鏡世】はそういった意味も持つ空間なんですね。