睡蓮という巨大宇宙船、それは文明と生物、自然を異星に届ける方舟であった ーだが、その計画も失敗に終わったー 墜落した睡蓮からは宇宙の影響で変異した、通称睡蓮の変異種と呼ばれる種に変化してしまった 彼らは見た目の大体の特徴は留めているが触手や腕、体の各所が増えたり、特殊な能力を得たり、巨体したりした そしてこの、ユグドアランドは特殊ネームの付いた国際的危険種である -名前の由来は発見時、機械の世界樹の立つ島の様に見えた事だそうだ 見た目はまさに近代的な戦艦や潜水艦がくっついた巨大ジンベイザメ、鰭等に機械のプレートがくっついていたりして攻撃が通りにくい ちなみにこの戦艦は世界大戦時に沈んだ原子力戦艦だったそう、そこを偶々このクソジンベイザメが見つけ、能力で取り込んだのだろう そして一番脅威となるのがこいつの蒸失砲、まず最初の犠牲者は初回討伐作戦に出向く戦艦八艦の搭乗員と戦闘員、まだ目標との距離が10kmもあったが超音波で察知され、蒸失砲を撃たれ全艦沈没、生存者0だ。 10kmも離れていたらチャージ音も聞こえないし見えてきた頃にはもう骨も無くなる、まさにコイツの必殺技だ。 チャージや放たれる直前、直後は空から海まで紫に染まり、絶望が広がる とまあ、今わかっている情報だ、ユグドアランドの住処はまだ見つかってない