https://ai-battler.com/battle/e5ba0e33-78d6-4ad9-8b13-c079c8e7b031 伝承装置 世界特定…バルハム 年代…現在 3080年(物語を残せるようになってから) 能力…無し 加護…精霊系 45種 彼は鬼族に生まれた、幼い頃から人間に虐められた、鬼族は心優しく特に悪い奴をいないのに、見た目が違うと言う理由で虐められた。 そんなある日、人間の子に出会った、彼は鬼を虐めなかった、彼は生まれてすぐに親を失った、竜に家を焼かれたそうだ、身体には火傷跡があった、彼は火傷跡が原因で虐められた、理由は鬼と同じである。 鬼は彼を村に迎え入れた。 彼らはすぐに仲良くなった。 足りない所は補い合い、怪我した時は助け合い、彼らは兄弟のようでした。 時は過ぎある日、人間(20くらい)は精霊を見つけたと鬼(19くらい)に話した。鬼はあまり興味がなかったが彼が興奮気味に話すものだから渋々彼に着いて行った。 彼が案内した場所に行くと鬼は驚いた、精霊1体2体の話ではなかった、400以上はいた伝承でもあまり聞かない数だった。 彼は語った、「俺はここを守りたい、この森を精霊達を、欲で汚された連中から」鬼は「いいじゃん、手伝うよ」鬼は彼の力になった。 それから彼らは雨の日も風の日もこの森を守っていました。 長い年月がたったある日、鬼は彼がいないことに気が付きました。 始めは散歩しているのだと思いましたがいつまで経っても帰ってこないので少し探してみることにしました。 少し山を降りてみると、人間の村で何か行われていました、明るい何かが、鬼はしばらくしてギョッとしました。誰かが燃やされている。 鬼は急いで人間の村に向かいました、仲間が燃やされていると思ったからです、人間の村まで来て気づきました、声が聞こえるのです「裏切り者」、「人間もどき」とか言った声が、燃やされているのは人間、彼でした。 彼は鬼の村に住んでいたのを見つかり、捕まえられ、今に至ったそうです。 鬼は燃やされている彼を全力で助け出しました、何十という矢が刺さり、叩かれようとも、でも彼はもう死んでいました、下半身が完全に燃やし尽くされていました。 鬼は泣いた、40年近く共に歩んできた、友達、兄弟が死んだから当然です、鬼は彼の墓を建てた、彼の語った夢のため鬼はまた精霊の森に戻った。 長い長い年月が経った、人間と鬼の関係もだいぶ変わった、鬼は森を守っていたからか、いつの間にか森を守護するものと呼ばれていた。 鬼も色んなモノと出会った、死を纏うウサギの魔獣騎士、旅の途中の冒険者、平和を求める魔族の娘。 いろいろなモノの考えを触れる中で鬼の考え方も変わり、完全にこの森に近づけないのではなく、力を求め、鬼に覚悟と信念を示したモノのみ森に通すようになった。 鬼は今も守り続ける、兄弟の夢を残し続けるために。