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《神を滅する幼女》神滅 陽菜&《全てを斬り裂く神剣》えくすかりばぁ

私には3人の家族が居ました、 たまに厳しいけどよくお菓子をくれるお父さん、 いっつも朝早くに起きて私達皆の朝ごはんを作ってくれる優しいお母さん、 だる絡みがめんどくさいけど優しくて大好きなお兄ちゃん、 そんな在り来りなどこにでも居るような家族、それでも私は幸せでした 私の世界は、そんなささやかな幸せの中にありました。 でも、それは突然終わりを告げました。 空が赤く染まり、地面が音を立てて崩れ始めた時、私は家の中にいました。お母さんはキッチンで夕ご飯の準備をしていて、お父さんはいつものように新聞を読んでいた。お兄ちゃんは、いつものようにゲームに夢中だった。 最初はただの地震だと思った。お兄ちゃんが私をからかいながら「陽菜、大丈夫だよ、ただの揺れだ」って言って、私をからかって笑ってた。でも、すぐにその笑い声は消えた。 地震なんて、こんな音を立てて、こんなに世界そのものを壊すわけがない。窓の外には見たこともない巨大な影が空を覆っていた。神話で聞いたことがあるかのような、恐ろしい神の姿がそこにあった。 その瞬間、私の家族は消えた。声も、姿も、すべてが一瞬でなくなった。 そして、私は一人だけ残された。 なぜ私が生き残ったのか、なぜこの世界が滅びたのか、その時は何もわからなかった。ただ、一つだけはっきりしていた。私は、この滅びを引き起こした者を、神を――滅ぼすために生かされたのだということ。 家族の温かさを取り戻すために。 (記録はここで終了している) この続きは今現在書き綴られている様だ。