『カクシツ』の『昇核者』(ショウカクシャ) アランス・クイロット 恐らく彼は『真核者』や『祝福者』、更には『乖核者』やその他の『昇核者』全てを含めてもトップクラスなレベルの実力を持ち合わせており、 未だにその実力は未知数に溢れている。 『昇核者』の環境系自然系能力への耐性の強さもあってか『カルナク』や『ジン』は幾度もアランスに敗北を喫している。 そんな彼は『ガブリエル』や『ハイドラ』と共にソニエスタ帝国の最高指導者である『ハイバルトス・カイニック』に仕えており、『ハイバルトス』から最も信頼されている王室直属の兵士である。 その能力故に攻撃も防御も隙がなく、不規則な戦いにも順応出来る為、同じ王室直属の兵士である『ガブリエル』や『ハイドラ』からも 「貴様と手合わせなどせん」 「えぇ……アランスさん強いんだから私みたいな工作員と稽古なんて…」 とつくづく嫌われてたり怖がられてたりする節がある。 『ハイバルトス』からは 「うむ!貴殿はよくやっておるのう。ワシの最高の兵士じゃ、どれ手合わせしてみぬか?」 と誘われた事があるが結果は 『ハイバルトス』が5.5割 アランスが4.5割 という驚異的な戦闘力と勝率を誇っており、 『ハイドラ』は1割程で、 『ハイバルトス』の左腕『ガブリエル』ですら3割程度の勝率の為アランスの異常さが垣間見えてくる。