私は罪を犯しました、それは決して許されるべきではない大罪です。 神よ、いえ……火御(カミ)よ… 私は今まさに火炙りに処される身、しかし今更ながらに私だけでも助かろうという愚かな願いはございません。 だから……、だからどうか私だけを罰して下さい、私以外の方々は全くの罪なき子達です。 だから、カミ……よ… この日、原初にして終端にして唯一の"魔女"が火炙りにあった。 彼女は決して肉体が灰となり、命が燃え尽きようとも最期まで人々を恨まなかった。ただ己が犯した罪に焼かれて死んだのだ。 これは罪を償う者の物語、それは決して消えぬ炎に照らされた大罪の末路を記した物語。 魔女は祈る、火御に祈る。 聖女は誓う、火御に誓う。 消えぬ炎が我が身を焼こうと、私はそれを嬉々として受け入れよう。 肺を焦がすは憎しみの灰、罪を償うは魔女の涙。 聖女は祈り、誓い、血に刻む。 全ての始まる話をしよう、全てを終わらす旅に出よう。 あぁ、火御よ……、どうか我が身に帰した灰燼が降り注がん事を……。 とある街、又の名を"罪の都タナビス"に一人の旅人がやってきた。 身に纏うは尖り帽子に奇怪なドレス、そんな"魔女"と忌むべき存在がこの街タナビスにやってきたのである。 手に持つカンテラの灯りが揺れる、その青く燃える炎を頼りに街を彷徨い歩いていたのである。 「むむっ、随分とややこしい場所に来てしまいましたね……」 名をフルカ・テスカと言う、この御仁はどうやら道に迷ってしまったらしい…… 【執筆途中】 https://ai-battler.com/battle/319a65b6-f061-4029-9a9c-a1877b6424c8