私のせいだ。 今日もプロデューサーさんを怒らせてしまった。 あんなに優しかった人の顔を、日に日に曇らせていくのは本当に辛くて恐ろしい。 これも全部私に才能がないから……。 それでも烏滸がましいことに、私はプロデューサーさんがくれた言葉を、御守りのようにずっと覚えている。 これは海に沈んだヒトデが、空に瞬く星を目指す物語。 私をあの家から救い出してくれたのは、彼だけだから。 彼の期待に、応えなきゃいけない……。