火山エリア一帯を統べている【大爆竜】の二代目。先代は果てしない威厳と、恐怖を以て縄張りを統治していた。しかし娘は対照的に、本人の魅力からくるカリスマ性と、ライブという熱狂を共有する場を設けたことで火山の民に愛されたのだった。 「あんな戯けた場など、死んでも行かぬわ!」 「あなた、そんなに意地を張らなくたっていいじゃありませんか」 「あんなにけしからん格好で踊るのが統治だなど、ワシは絶対に認めんからな!」 「ただいまー。……父上~、喧嘩してるとワルイコな曲、また書いちまうからな〜」 「……ヌウウン!」