〇機体解説 かつてイシュタル・エレクトロニクス(IE)が開発したアームド・ドール(AD)。小型レーザー核融合炉「LaF機関」と高威力長射程のプラズマ砲「マーキュリー」を始めとする火器を搭載しており、同じく「LaF機関」搭載機の「イブリース」の火力支援をコンセプトに開発された。 重装備で単体での大気圏内飛行が難しい為、空戦時は支援機「カドゥケウス」を使用して飛行する ○ストーリー かつて「イブリース」とセットで運用されていたが、とある戦闘で彼女を敵機の攻撃から庇って大破・爆散、この際コア部分もひどく破損してしまい修復不可能となってしまった。 〇基本スペック 開発:イシュタル・エレクトロニクス 全長:164.3cm 重量:72.8kg 動力:LaF機関 性格:基本的にがさつだが、面倒見の良い性格で姉妹機の「イブリース」を大事に思っている。 好物:お酒 〇装備・機能解説 ・LaF機関（LaserFusion engine、レーザー核融合炉） 本機の動力源である、レーザー核融合炉。最新技術による小型化でADへの搭載が可能となった。核動力の為、半永久的な稼働時間を誇るが、小型化により最大出力はそこまで高くないのがネック。 ・制振装甲 「イブリース」で使われている「デファサーズ装甲」（プラズマによる位相転換で強度を変化させる装甲）を表面ではなく機体との接地面に使うことで、砲撃に発生する衝撃を吸収し精度を高めている装甲。表面は通常の装甲と変わらない為、耐久性は「イブリース」と比べるとかなり低い。 ・ISH-LW02 マーキュリー プラズマ収束式長射程ビーム砲 背面に装着した高威力の対要塞大型ビーム砲。大型のプラズマコンデンサに「LaF機関」から供給された電力を溜めこむことで大火力を実現している。 その性質上、弾切れは存在しないがチャージに時間がかかってしまうのが難点。 ・ISH-AM01 3連装ミサイルポッド 両肩部に搭載したミサイルポッド。様々な弾頭を装填可能で目的に応じて使い分ける。基本的には対AD誘導ミサイルを使用。 ・URS-2RM ビームライフル 腰部にマウントしている大型のビーム銃。汎用品だが、その中でも高威力のものを使用している。接近してきた相手に対する自衛や「マーキュリー」のチャージ時間を稼ぐために使う。 ・ISH-SF12 支援飛行ユニット「カドゥケウス」 重量装備を多数装備している為、単体での飛行ができない本機をサポートする為に作られた無人航空ユニット。空戦を行う際にはこのユニットの上に乗り戦闘を行う。 遠隔操作機能や高速飛行能力以外にも予備の弾薬やエネルギーパック、「マーキュリー」へのチャージ時間を短縮可能な大出力大型ジェネレーター、高性能レーダーなど本機の戦闘能力を高める機能が多数搭載されている。