愛銃【ジュビア】は元は何の変哲もないただの機関銃だった。 街の武具屋で【ジュビア】を見つけ、そのフォルムに一目惚れをして購入したイーサンが毎日手入れと愛の言葉を欠かさずに使い込み続けた結果、ある日を境に改造の類を施していないにも関わらず突如銃の性能が急上昇。 とある魔術師は「常軌を逸した愛情を以て長年使用したことで付喪神に近い存在が宿ったのではないか」と推測したが、イーサン本人は「よく分からんがオレの愛が届いたってことだな！」と嬉し泣きをしながらお祝いのケーキを購入し、【ジュビア】と半分こした。