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【真っ赤に盛る砂漠の狼】フリント・ジッキーム

 グレートキングダムの戦士のひとりで、赤い鱗の竜人。 この地球に砂漠をひとつ増やしたとして、“永久戦犯”のお墨付きで中央合衆国から指名手配されている。 一度戦地に立てばその黒槍 -デーモンパイク- を真っ赤になるまで振るい、細切れになった皮膚片を塵と化しながら敵を殲滅するバトルジャンキー。 気前の良い性格で、ついついやり過ぎることはあれど、基本は自分の役割をしっかり果たす良い人。仲間達からは『ふりんとうるふ』と呼ばれていて、平仮名表記なのは“フリントの字が汚すぎて子供みたいだから”という理由。 我流を貫く節があり、その槍術の流派も見当がつかないほど不自然で不思議な破壊力をしている。フリント曰く、天和流薙刀武術らしいのだが…改造したにしては滅茶苦茶だ。 武器 -“悪魔の黒槍”-  デーモンパイクと呼ばれる超合金の槍。爆発したり伸びたりはしないが、tクラスの重量がある。亜人の中でも龍や竜、キメラしか扱えないだろう武器。 個人スキル “干乾”(かんかん)  触れたものから水分を奪う能力。お手軽ミイラ製造機である。 フリントは、グレートキングダムに伝わる“覇格”により触れずとも能力を発動できるようになっており、気分が上がれば上がるほど勝手に周りの水分を吸い取りまくってしまうし、斬撃に乗せていきなり出現する水圧カッターを飛ばすことも可能。