過去とストーリー かつて「魔族の王」として1000年間君臨し、人間との戦争で無敗を誇った。しかし、人間が開発した封印魔術《神鎖》によって大魔王ルシフェルは天使ミカエルに封印される。 だが、封印から100年後、なぜか人間として転生。生前のように魔術を極めたいと願うが、皮肉にも封印魔術以外の魔術の才能は皆無だった。身体能力は魔族時代と変わらぬままながら、魔術こそが力だと信じる彼はあえて肉体を頼らず、凡人として過ごしていたため、「無能」と嘲笑される日々を送る。 しかし、ある日危機に陥った時、脳裏に《神鎖》の記憶が蘇る。封印魔術の適性があることを確信した彼は独自に《神鎖》を極め、さらに改良を加えて究極の封印術《神鎖・天獄》を生み出す。 魔族の王として圧倒的な力を誇った彼が、今度は「封印魔術の極致」によって世界を変えようと動き出す——。