数多の戦場で名を轟かせ、 戦神として語り継がれる高名な鴉天狗 現在は戦線を退き、 一介の修行僧として各地を行脚しつつ、自らの技や受け継いだ教えを人々に授けている _________________________________________ 傭兵業の傍ら、 失踪したかつての師を捜し続けていたカガネマルだが、ある時期を境に戦場からぱたりと姿を消す 数年の時が過ぎ、再び現れた彼は 愚直な青年から威厳すら漂う偉丈夫へと変貌を遂げていた 姿を見せなかった間に何があったのか 彼が多くを語る事は無かったが、 ある人物から授かったとして、火の神をその名に冠する 『灼天坊 珂ヶ嶺丸 (しゃくてんぼう かがねまる)』 を名乗り始める その後の彼の活躍は以前にもまして目覚ましく、当に神懸かりと称される程であったという 戦線を離れ各地を巡る旅に出た現在は、陽光の如き柔らかな佇まいと実直な人柄から 『聖(ひじり)天狗』 の異名で親しまれている