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【森の中の子竜俗世を知る】ピュー

「ねぇお父様!私、冒険者になりたい!」 「ぼ、冒険者?」 「そう!色んな敵と戦って、みんなの役に立って、もてはやされて…」 「なる、ほど…なぁ。確かにお前は我が妻(あやつ)に似て常に人化していられる。そして、そろそろ独り立ちさせる年齢だ。あやつも了承を出すだろう。」 「ってことは?」 「ああ。これからは、我らに許可を取らずとも良い。自由に生きよ。」 「!!!やっっったぁ!有難うお父様!じゃあ、いってきまーす!!」ドタドタドタ…… 「あやつ準備もなしに…はぁ。これで良かったか?ピリシスよ。」 「ええ。そろそろあの子も、外に出たいって言うと思ってたのよ。」 「そうか。…あやつ1人で本当に大丈夫であろうか。」 「あの子なら大丈夫よ。貴方よりも強いのでしょう?」 「ムゥ…。それにしても、あやつのいない此処は随分と寂しいものだな。」 「いつか帰ってきたら、沢山の思い出話を聞かせて欲しいものね。」 〜『リヴァル・ピュー』〜 種族 : 竜(ドラゴン) 性格 : 元気の有り余ったトラブルメーカー。竜族の定めでプライドがメチャメチャ高い 鱗 : 闇に似て非常に黒い。まだ幼体なのにそこらの成体ドラゴンより硬く質が良いらしい 翼 : 羽ばたく度に周囲に風圧を撒き散らす厄介なモノ。いつもは畳んでしまっている 角 : 竜族であるというもっともな証明部位。片方欠けていてもなんらマイナスはない 胸 : Cはある。多分。詳しく測ったらお父様に殺される「意外とあるんだよ?」 体重 : 95kg(翼や尻尾でピューもう1人分程度はある) 父 : 炎竜王(リヴァル・フロウジューン) 母 : 巨竜(リヴァル・ピリシス) その翼は如何なるものも吹き飛ばし、その尾は如何なる障害も薙ぎ払い、そのブレスは彼女を妨げる全てを灰にする…。 竜王も真っ青の特異な力を持って生を受け、それ故に孤高で、力で問題の全てを解決する人生を送ってきた。友達欲しい。竜たちの住まう『神域の森』の外の話を大人達から聞かされ続けてきたことで最近になって欲望が大爆発。父に直談判したところ母も恐らくOKするよって事ですぐさま森をでた。目標は皆に褒められもてはやされるS級冒険者。そして自分の知らない色々な世界を知ること。 「ちょっと前から一般教養や人との接し方を積極的に教えてくるなお父様…って思ってたらこういう事だったのか!」 炎竜王は炎ブレスを扱える炎竜(ファイアドラゴン)の中でランキング選を行い、優勝した者に贈られる称号のようなもの。意外と神域の森は平和なんだなぁ 巨竜は属性ブレスを撃てないがとにかくデカい種族。鱗が他より厚いのは当たり前で皮膚も剣を受け付けないほど硬く尚且つ柔い。やはり自然界では質量と大きさは正義。 作成し終わった後に思った 「めちゃ強い力持ってるけど精神的に子供で尚且つのだを語尾に使うって…転生したら青い液体のアイツだった件のピンク髪の魔王だな」と…