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【氷の処刑隊】HAIL CROWN(ヘイル・クラウン)

HAIL CROWN 《ヘイル・クラウン》 ― 極寒精密殲滅軍 ― Niflheimにおける、 “精密戦争” を担当する部隊。 レオン 「なぁヴァルター。  たまには真正面から突っ込む作戦とか無いの?」 ヴァルター 「無意味だ。」 レオン 「即答。」 エルザ 「あなた向いてるわよ。  SNOW HOWL。」 レオン 「アイツら絶対うるせぇだろ。」 ガルム 「事実うるさい。」 ノルン 「前回、  通信の7割がベティの笑い声だった。」 レオン 「地獄か?」 エルザ 「地獄だったわ。」 ヴァルターは、 無言で照準器を調整している。 レオン 「隊長、聞いてる?」 ヴァルター 「聞いている。」 レオン 「感想は?」 ヴァルター 「騒音。」 レオン 「だよなぁ。」 ガルム 「だが突破速度は優秀だ。」 エルザ 「被害も優秀だけどね。」 ノルン 「味方被害率、  平均値超過。」 レオン 「怖ぇ。」 ヴァルター 「だから我々が補完する。」 エルザ 「結局そこに戻るのね。」 ヴァルター 「戦場は役割だ。」 ガルム 「当然だ。」 レオン 「真面目コンビ来た。」 ノルン 「レオンだけ空気が違う。」 レオン 「えぇ……」 吹雪が強まる。 遠くで警報が鳴る。 ノルン 「敵航空戦力接近。」 ガルム 「数は。」 ノルン 「14。」 レオン 「少ねぇな。」 エルザ 「油断しない。」 レオン 「分かってるって。」 ヴァルターが、 静かに翼を広げる。 白銀の羽が、 吹雪に溶ける。 ヴァルター 「空を渡すな。」 全員 「了解。」