【異星からの青毛の猫耳少女】　ンナザ　　/会話例：「んにゃ、よろしくにゃ」

異界猫たちのオリジナルにして最も純粋な存在 【テセウス】、変化し適応する自己決定の力 【シュレディンガー】、虚ろで不安定な自己分散の力 その力を今までただの一度も行使していない　 純度100%のンナザの原点である ンナザ、より遠い言葉ではမြင်စရာတွေ အများကြီと呼ばれるこの存在は世界の外側とでも呼ぶべき空間に存在している"猫"の概念的に"毛玉"と称されるものより生まれた存在である。 そこは時間的、空間的な流れの外側に属しており通常の生命では存在し得ない空間とされている。 その空間で何らかの要因で生じた【母猫】より分かたれたこの存在はその特異性故か様々な世界に簡単に干渉できるようだ。 真のオリジナルと比較すると明らかに劣るものの完璧な分体を生み出す能力は健在であり、未分化状態の猫たちを目についた多世界に手当たり次第に放り込んでいる。 猫たちは根付いた世界に適応し ある者は勇者に ある者は魔王に ある者は演者に ある者は平穏に 目覚め自らの存在を確定させ、開花した。 それは異界猫の本能であり、ンナザ含む外世界からの出力装置のもつ根源的な使命である。 それ即ち彼女らは所詮玩具のようなものなのだろう。