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秘密結社「NAUTILUS」製ロボット /NAMAHAGE-RED

対戦ありがとうございます。以下、書けなかった設定です。 〇NAMAHAGE-REDの背景設定 ・20××年、ある武装勢力が核兵器を保有したことにより、核抑止論は崩壊し、世界は多極主義と局地的な核戦争の時代へと突入した。そのような惨状を憂いたある人物は平和を取り戻すために秘密結社を結成した。その名「NAUTILUS」。彼らは世界各地に拠点を設け、平和のために活動した。その拠点の一つが旧秋田県男鹿半島の真山神社跡地にある巨大地下施設であり、そこでは「project NAMAHAGE」が進められていた。崩壊する世界に平和をもたらし、核兵器に代わって平和を維持する存在として巨大ロボットを建造すること―この一連の計画が「project NAMAHAGE」であり、巨大ロボット群は「NAMAHAGE」シリーズと呼ばれた。 〇NAMAHAGE-REDとは ・「project NAMAHAGE」第1段階における「NAMAHAGE」シリーズの最終生産機。NAMAHAGE-REDはその名の通り、秋田県の「なまはげ」をモデルとするロボットである。人型の機体にミノを被せ、出刃包丁を持たせている。頭部は赤いなまはげの仮面を模している。高度な自律型AIが搭載されており、パイロットは不要である。これは人間が活動できない地域でも活動可能なだけでなくく、可能な限り中立的な立場から人間とコミュニケーションがとれるようにするために搭載された。 〇NAMAHAGE-REDはなぜ超常的な力を有するのか ・NAMAHAGE-REDは異空間の生成ができるが、竣工当初はそのような超常的な力は持たなかった。しかし、後述する「project NAMAHAGE」の真の目的に基づく実験により、真山神社で祀られていた「なまはげ」の力の一部を獲得した結果、「なまはげ」が人里に来訪する大晦日を再現した異空間を生成することが可能となった。 〇「project NAMAHAGE」の真の目的 ・「project NAMAHAGE」の真の目的は神の依代を作り出すことにあった。「NAUTILUS」創設者―「ネモ」と呼ばれる―はある日を境に神との対話が可能になったと主張した。その後「NAUTILUS」から脱退して、神と対話し、神の力を具現化する装置の開発に没頭した。幹部を含むメンバーの多くは彼が悲惨な現実に耐えきれなくなり、現実逃避のために開発しているのだと考えていた。しかし、ある時ネモがふらりと現れて、奇妙な装置を置いていった。彼はこう告げた―「なまはげに会え」。この発言の後、彼は息絶えた。死因は最高機密とされている。「NAUTILUS」はその装置の使用を試み、翌年、彼の発言が真実であることを確信した。こうして、「なまはげ」の力を借りるために彼らが祀られていた真山神社において、神との対話及び神の力を獲得するための実験が開始された。これが「project NAMAHAGE」である。 第1段階では部分的に神の力を利用した能力の獲得、第2段階では神の力を8割利用した能力の獲得、第3段階では神が完全に現実世界で活動できる素体の完成がそれぞれ目指されている。