-個人スキルの詳細- 空気や物質中の水分を駆け抜け突き抜ける衝撃波の波動を掌から繰り出す事ができる能力。 水分を含んでいる物体は、空気や生物の体…その他諸々で、それを貫通し広がるため高威力範囲攻撃となるだろう。射程は100mである。 特に水中になればその威力と衝撃波の展開スピードは倍増し当に絶大なものとなる。 逆に、ある程度水分を持たないもの相手だと何の効果もないため、酷く乾燥している地域では使用できない。 逆に考えれば、少しでも水分が存在すればあらゆる防御を貫通する衝撃波となるのである。 しかし、その強力さの代償としてブリュンヒルデも体内の水分が振動し損傷する。放つ衝撃波の大きさに比例してその損傷が大きくなり、腕の筋肉→胸部の内臓(心臓を除く)→腹部の内臓の順に衝撃波による損傷が生じていく。 ちなみに生物の体内にに直接、個人スキルによる衝撃波を送り込む時はブリュンヒルデ本人も体内の水分が大きく振動するため受ける損傷も非常に大きなものとなり、吐血するほどの反動を受ける。 一応その損傷を無効化とまではいかないが損傷の度合いを詠唱によって50%ほど軽減することができる。 しかし、その効果は詠唱後、5回分まででそれを超えると反動を受けるようになってしまう。 ちなみに本人は、戦場において詠唱を完了させられるほどの時間は無いと言い、"基本的には"詠唱せずに衝波掌を放っている。 -詠唱内容- 「生きとし生ける者の生を守りし、万生の管理者よ、我が掌波に靡きて、震撼せよ、狂乱せよ、その暴威のままに万物を内外から崩滅させよ」