〈ノウブルファンタズマ〉というプロジェクトでGZ社によって建造された試作一号機をマティゴによってレジスタンスへ譲渡された後、改修が施された機体。型式のREは〈RESISTANCE〉と〈REBUILD〉をかけてつけられた 本機は〈ノウブルファンタズマ〉正式採用の1号機建造にあたって解体される予定だったがあるときマティゴがGZ社から離反する際に武装解除されていた本機を使用し、そのままレジスタンスへ亡命後譲渡された パイロットのマティゴがGZ社を離反しレジスタンスへ加入した理由はGZ-X5〈バルムンク〉のパイロットである『GZ-EH6-1224』という少女をレジスタンスの支援元である宇宙企業〈ケルタス・バイオテクノロジー〉に保護してもらい彼女を救う為である というのも1224は元々〈バルムンク〉に乗せる為だけに製造された強化人間であり、定期的に専用の処置を受けなければ死亡してしまう程短命であった マティゴは常日頃からそんな彼女の事を気に掛け、同じ強化人間として、そして、無意識に今はもう何処にもいない且つての己の妹の姿を彼女に重ねて、家族のように接していた しかし彼はある日、レジスタンスを支援してる宇宙企業〈ケルタス〉の産業スパイから老朽化した〈デュランダル〉とコンセプト上他の機体に比べ戦績の振るわなかった〈バルムンク〉の解体に合わせて1224の処置の打ち切り及び処分の決定を書かれた機密データを渡される 情報を渡された当初は半信半疑であったマティゴだが、その後本当に2機の解体が発表され、1224の体調が目に見えて悪くなり始めるのを見たマティゴは渡された情報が真実であると確信し、1224を連れて非武装の〈デュランダル〉に乗ってレジスタンスへの亡命を図る 途中何度もGZ社の戦闘部隊やGZ-X7〈アマノハバキリ〉の激しい追撃を受けながらもなんとか逃げ切ることに成功したマティゴはレジスタンスの第69秘匿海中基地〈アトランティス〉に到着すると〈デュランダル〉をレジスタンスに譲渡する他「長らくレジスタンスと敵対していた自身の事は嬲り殺してくれても構わない」とし、その代わりに1224の助命を懇願する そして彼の尋常ではない決意を見届けたレジスタンス地上部隊総司令官の【エドワード・ヒュースマン】はレジスタンスの一員として改修した〈デュランダル〉に搭乗し〈カリバーン・カンタベリー〉と共に反攻の旗印として戦う事を条件にマティゴの亡命と1224の治療を約束した そうしてマティゴはレジスタンスの一員として〈デュランダル・ロンスヴァル〉に搭乗して戦うことになった