『トウガン』の真核者 彼女は何処にも属していない『真核者』の内の一人 モディのようにどこにも所属していない『真核者』達の俗称を『徘徊者』と呼ぶ。 彼女は『真核者』となった際に服や肌や目の色が反転してしまった肉体年齢30代前後の修道女。 彼女は『グルエド』によって16世紀頃に無理矢理『真核者』に作り変えられた人間の内の一人だが『グルエド』はモディに能力的な価値と魅力を見出せず自身の『真核者を操る』という能力は行使しなかった。 しかし彼女は現代まで生き長い年月が経って『真核者』や『祝福者』とは別の生態となっているため仮に『グルエド』が今の彼女を操ろうとしても操れなくなっている。 モディは真核者になった影響で以前の記憶が無くなっているが、それでも以前と変わりないその優しさと思いやりで真核者になってからも周りの人間に好かれている。 彼女の真核者の能力は恐らく全真核者達の中でも最も平和的な能力 『相手の運気を上げる』 『相手の願いを祈り、叶える』 と言う曖昧かつ概念的な物。 中には相手の気付いていない願いさえも叶えることもある。 彼女は運命を歪めるレベルの大きな願いを叶えることは出来ないが『人の夢』『人の幸せ』『あらゆる不幸を捻じ曲げて運気をあげる』という程度の願いならばなんでも叶えられるという。