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【呪われし不死鳥】イクシア・フォルテウス

脳裏に焼き付く過去の記憶。 其れは突然舞い降りた。 呪いの不死鳥に見初められてしまった。 肺が焦げる感覚。 痛い、苦しい。 誰かに相談しなきゃ… あのお医者さんや、なんでも知ってる村長なら何とかしてくれるかも…! でも。呪われた私を故郷の人々は気味悪がった。 それどころか… 誰かが石を投げた。 …其れが世界の終わりの始まりだった。 その誰かは吹き出した炎に巻かれ、炎の強まる私は家に逃げ帰った。しかし… 焼けた母の顔は恐怖に引き攣り、焦げた父は背を向け母を覆い隠す。 家を飛び出した私を人々の攻撃が襲う。大きな爆炎が故郷を包む。 逃げ惑う親友達が爆炎に巻き込まれ、怒りに燃える村長は文字通り燃え盛った。 そうして故郷を焼いた私は、世界を彷徨い歩きだした。 未だ希望がある…少なくともあの時は、そう信じていた。 彼女への攻撃、其れ即ち世界の焼滅。 呪いからの解放、其れ即ち彼女の死。 選べ、世界と彼女の行く末を。