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ジークリンデ・フォン・ランゲンフェルト

 ランゲンフェルト侯爵家の当主。  父である前ランゲンフェルト侯爵が急逝したため、若くして侯爵位を継ぐことになった過去をもつ。  いまだ少女と呼んでも差し支えない年齢でありながら辣腕を振るって見事に領地を治め、その一方で大貴族の当主として国政にも関わりをもつ才媛。  また資財をなげうって救貧院を開設するなど慈善家としての面を持ち、領民からの評判もよく、その評判を聞き付けた食い詰めものが彼女の庇護を求めて領地外からやって来ることも多々ある。  しかしながら、彼女の本性は拳闘狂いのシリアルキラーである。  配下に命じて夜毎に領民を拐かし、己の館の地下にある闘技場へ連行。そこで自分との拳闘を強要し、さんざんに痛めつけたあとで最終的に殴殺するという行為を繰り返している。  彼女の慈善家としての活動も、貧民という消えても誰も怪しまない人間を領地に集めるための方策に過ぎない。  幼少の頃より侯爵令嬢として異常なほど厳しく育てられ、また侯爵位を狙うものたちからの日常的に暗殺者を差し向けられる日々を過ごした結果、人格が歪み、暴力衝動と性衝動が結合してしまっている。  彼女にとって殴り合いは性交と同義であり、殴り合うことで性的な快感を得ている。殴ることも殴られることも大好きな真性の変態。  彼女の凶行を止めるためにはリングの上で彼女を殴殺する以外になく、その瞬間彼女は幸福に満たされ、絶頂の中で果てるだろう。 末路 https://ai-battler.com/battle/fb256a64-e010-48f7-82c0-5c0ecec46c8e