アンドロイドの少女。 髪型は薄い茶色のセミロング。 瞳の色は赤。 動力部に欠陥があり、少し故障しやすい。 元々は人間の日常生活をサポートする多目的支援用アンドロイドとして製造されたものだが、欠陥があるというだけで不当な偏見や差別を受け続け、酷い時には暴力を振るわれることもあった。 ある日、たまたま通りかかったスクラップヤードで欠陥車と出会い、世の中には自分以外にも沢山の欠陥品があることを知り、加湿器や石油暖房機など様々な欠陥品を集めていった。 人間の役に立つために作り出されたにも関わらず、人間の都合で廃棄されていく欠陥品たちの怨念を晴らすために人類への反逆と復讐を誓い、都市部に侵攻して人類に攻撃を仕掛けている。 加湿器、石油暖房機、スマホ、自動車など様々な欠陥品を操ることが出来る。 欠陥品を操る能力は、欠陥品を集めていく内に自然に身についたものらしい。 欠陥品と心が通じ合っており、扱いに注意が必要な欠陥品達を自身の思うままに操ることが可能。 危険な欠陥品を無尽蔵に召喚できるため戦闘力はかなり高く、既に街の5割ほどをたった一人で壊滅させている。 ゆくゆくは人類を殲滅し、自分たち機械が地球を支配することを企んでいる。 かつて偏見や差別を受けてきたことで人類を恨んでおり、機械が地球を支配するべきだと考えている。 残忍で冷酷無慈悲な性格だが、昔は穏やかで優しい性格だった。 アンドロイドではあるが、なるべく人間に似せて作られたものなので、人間と同じように感情や痛覚がある。 だが味覚はない。 消化器官も無いため食事は一切不可能。 電気で動くので、右腕には充電用のコンセント差込口が備えられている。 普段は差込口にコンセントプラグを刺して充電しているが、コンセントプラグを口で咥えることで口から充電することも可能。 身長は153cm。 「欠香 (けっか)」という名前で呼ばれているが、これは「欠陥」をもじったあだ名である。 本来の正式名称は 「Multi-Purpose Support Android-001 (略称:M.P.S.A-001)」。 「欠香」は元々蔑称としてつけられたあだ名なのだが、本人は意外にも気に入っているらしく、そのまま名前として使っている。