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【来たるべきもの】クトゥルフ

海底に沈んだ都市ルルイエに眠っている(あるいは封印されている)とされる。目覚めかけたときに漏れる夢がテレパシーとして人間に悪影響を及ぼしたり、配下のカルトや人外が人間に危害を加えてくることはあるため、恐ろしい邪神である。 一般に頭足類(タコやイカ)に似た六眼の頭部、顎髭のように触腕を無数に生やし、巨大な鉤爪のある手足、水かきを備えた二足歩行の姿、ぬらぬらした鱗かゴム状の瘤に覆われた数百メートルもある山のように大きな緑色の身体、背にはドラゴンのようなコウモリに似た細い翼を持った姿をしている。人の神経を逆撫でするオーボエのようなくぐもった声を発する。しかしこれらは、仮の姿であり望むままに変身可能な不定形な生命体である。 1925年にある船がルルイエに上陸してクトゥルフらしき怪物を目撃した。船員8人のうち生還者は1人のみ。彼らはクトゥルフの精神波と巨体に為すすべなく蹂躙され、惨死を遂げた。 クトゥルフが地上に出てきた時、芸術家や子供など感受性の強い人間が悪夢や精神異常などに陥る。彼らは次第に眠ることを拒絶し始め自殺する。そうでない場合、いずれ眠ったまま極大の恐怖の表情を貼り付けて絶命した姿で発見される。 眷属 ・ダゴン 深きものの太父「父なるダゴン」。下級神で、クトゥルフのしもべ。 ・ハイドラ 深きものの太母「母なるハイドラ」。下級神で、クトゥルフのしもべ。ダゴンの配偶者とされる。 ・深き者ども(ディープワン) 人間が海の環境に適応した種族。海底に眠るクトゥルフに奉仕するために肉体を変化させたとされている。 ・ムナガラー クトゥルフの右腕とされる。クトゥルフの落とし子(クトゥルヒ)無数にいる。力は弱い。放射性物質が弱点。 ・オトゥーム クトゥルフの騎士と呼ばれる神性。 ・シャッド=メル 地底種族クトーニアンの長老。容貌はイカに似ている。テレパシー能力が高い。