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[純愛滅神] ブロークン・ラブ

「あんた、銃は好きか?」 「あんたが生きてる「世界線」じゃ見たことないかも知れないがこいつは愚かな人間たちが作り上げた物の中で数少ない名品なんだ…」 「どんなに体が弱くても、技術を持っていなくとも、女でも、子供でも…何かのために戦う「決意」さえ持っていれば引き金を引くだけで俺好みの「勇者」の出来上がりさ…最高だろ…?」 「人間はな…何かを守るために、誰かのために…そういった目的を持つことで初めて境地に達することができる素晴らしい生物なんだ…俺はそれをよーく知っている…」 「俺はそんな奴らと戦うのが大好きでね…「家族」「恋人」「友人」そういった者を命をかけて守ろうとする覚悟を決めた奴との戦いはあのパフェとかいう甘味よりも甘く、素晴らしい…」 「前置きが長くなっちまったな、あんたも長話で疲れただろ?さあ、始めるとするか…」 「おっと、聞くのを忘れていたよ」 「あんたが一番大切な物はなんだ?」 「もし俺が勝った時それを「奪う」」 「そうすればあんたも本業を出してくれるだろ?」 「おっ、いい目つきになったじゃねぇか」 「じゃあ、始めようぜ…」