デスランドからの派遣部隊“落ち武者”の取り纏め役にして伝説の武人。 生きていたのは今から300年ほど前。 第二の人生が歩めると聞き、齢80歳の時、最期の力を振り絞ってデスランドまでチャイバーシティから手漕ぎで渡航。それからデスランド領内にて、命擦り切れるまで鍛錬を重ねては他のアンデットに転生することを繰り返し、今度はリボーンアンデットに転生して心を鍛えようとしている。 この転生を“繰り返す”ということは常人に出来ることではなく、魂が濃く純粋で高潔な者でなければ、転生は1~2回が限界である。 本人は覚えていられないようだが、実は、チャイバーシティ付近の国々に不審者対策として広く普及している天和流薙刀武術の開祖でもある。 「我は今や亡霊に過ぎぬ。過去、沢山の弟子を取っていたようだが、その顔も、声も、何一つも思い出せん。今はただ、己が体を駆け巡るこの痛みが我をこの世に繋ぎ止めておるのやも知れぬ。ふははっ、お主はこうはなるなよ。武に狂えど、人を捨てるな。」 帝兵証 階級 中将 兵名 なし 名前 赤坂 十兵衛 秀峰 所属 落ち武者 個人スキル 有り 《無双》(むそう) 一定以上の衝撃を伴って触れた他者の個人スキルを安全に吸収し、魔力に変換する能力。無双は秀峰が触れている物…つまり武器の薙刀でも変わらず効果を発揮する。パワー2.0。 この一定以上の衝撃というのは、まるで最高速度の新幹線が激突してくるような大技レベルのものであり、【黒桜】や【大黒桜砂人切】などが該当する。 吸収できる魔力量は、相手個人スキルの破壊力や規模によって変動し、1回復活する分の魔力量をストックするには100m×100mの範囲に影響を及ぼすか、3階建てのコンクリート造りの家屋をぶっ飛ばすくらいの破壊力を持つ個人スキルを吸収しなくてはならない。 この吸収効果は、一点に無双を発動すれぱ相手個人スキル全体に及ぶ。なお、一度の吸収では先述の1回復活分以上の魔力量を吸収した時点で無双が止まる。 また、秀峰はリボーンアンデットなので変換した魔力は自動的に火属性にシフトチェンジされる。