・旧式核電池搭載 護衛強襲型戦術兵器 飛行可能改造機 GN-08 p2-1 二つ名 戦場の火筒 ・機体重量 91t 武装重量 約42.8t 総重量 133.8t 最大積載量 51.1t スラスター出力 122,000kg 最大速度 162ノット センサー有効半径 5.802m ・シャーシ 高圧縮チタン合金 装甲 圧縮タングステン合金、高密度カーボン ・機体カラー ベースカラー ブラック 装甲塗装 暗赤色 稼働部 ブラック ウェポンドッグ カーボン ╶╶╶╶╶╶╶╶╶╶╶╶ パイロット名 フロート・■■■■ 年齢 2■歳 性別 ■ 身長/体重 188cm 81kg 強化施術 脳内■■■■制御型強化人間 好物 ちょっと高めの煙草、地鶏、花火 嫌物 ■■■■中毒緩和剤、ナス アレルギー 小麦粉 傭兵名(自称) ハウンズ 傭兵名(他称) FireWorks 二つ名 戦場の花火師 エンブレム 空に咲く花火の真ん中に目玉がある様なエンブレム ╶╶╶╶╶╶╶╶╶╶╶╶ 再び燃えた灰の花火師 俺はかつて一般的な兵士だった。少し他より射撃が上手くて機械の操縦が得意なだけの兵士だった。 だが俺の務めていた企業がやらかして俺たちにしわ寄せが来た。トカゲの尻尾切りで俺は兵士じゃなくなって食い扶持が無くなっちまった。 飯を食うために仕事を探して俺は傭兵になった。 ただ歩兵の傭兵はもはや時代遅れ、兵士時代の貯金を切り崩してなんとかこの2世代前の旧式GNシリーズの機体といわゆる第6世代型強化人間としての施術を受けた。 傭兵始めて5年か?もはや死なないために動いてる燃えきった灰みたいな状態だった。そこに大型の依頼が入った、とあるミサイルを破壊するって言う任務だ。 前金も報酬も良かったしでその依頼を受けていつものショットガンをGNに積んで出っ張らった。 結果を言えば任務は失敗、ミサイルは発射されちまった。だが俺は任務の失敗に落胆することはなかった、それどころか俺はあの日燃えきったはずの意思に火がついたんだ。 相手のパイロットに落とされ運良く爆発しなかったから助かりあのパイロットの活躍を見た。 二丁のガトリングとミサイルポッドでの迅速かつ迷いのほとんどない戦い方。 空中戦艦が出た瞬間に危険性を瞬時に理解したのか突撃、良くは見えなかったが上からガトリングが落ちてきたから弾が切れたのは分かる。 せいぜい見えたのは腕や脚で殴りかかっているところぐらいだった。 戦艦が落とされて残りの動いてる奴らを排除したそいつは発射されたミサイルの方を向きそれがちょうど俺の前だった。 依頼は失敗だし圧倒的に赤字、だがそれでも俺はあの爆炎を眺めるパイロットに対して尊敬か分からないがなんとも言えない、だが今なら言える。 俺は、あのパイロットに憧れたんだ。 その後、俺はあのパイロットし近づけるように戦場で戦果を挙げ【戦場の花火師】の二つ名を得た。 だが俺はまだあのパイロットに追いつけていない、この二つ名はあのパイロットにこそふさわしい物だ。 今、あのパイロットがどうなっているかは知らない。 俺がどこまでたどり着けているかは分からないしどこまで行けばいいのか分からない。 だがこの火だけは消さない、消させない。 燃え尽きた灰に火は灯り火筒の導火線には既に進んでいるのだ。 偽物の俺はいつかあの花火を打ち上げてやる。 FireWorks あの日見た パイロット のように……