《大天使の記録》 【フィエラの厨二病誕生の経緯】 今から約25年前。 勇者ルシアスが冥獄剣ネメシスを手にする以前、この魔剣には別の所有者が存在していた。 彼は優れた実力を持つ剣士だったが、上級悪魔との戦いで圧倒され、ついに意識を失ってしまう。 その瞬間、冥獄剣ネメシスは本来の性質を現した。自らの意思で所有者の肉体を乗っ取り、器として支配し始めたのである。 支配された肉体は凄まじい力を得て上級悪魔を討伐することに成功するが、その代償として所有者は完全に自由を失い、「朽ち果てるまで命を蝕まれ続ける器」となってしまった。 その後の約10年間、冥獄剣ネメシスはその男の肉体を強制的に動かし続けた。 所有者の身体は徐々に限界を迎え、全身は傷だらけとなり、至る所から出血しながらも、意思とは無関係に彷徨い続ける生ける屍と化していた。 そして約15年前、冥獄剣ネメシスの対となる聖剣《星輝剣アストレア》を持つ女剣士が、その男と対峙したのだ。 彼女は命を懸けて冥獄剣ネメシスに挑み、壮絶な激戦の末、ついに冥獄剣ネメシスを所有者の身体から引き剥がすことに成功した。 しかし、その戦いはあまりにも激しく、所有者の男は力尽き、女剣士もまた命を落とした。 聖剣と魔剣という相反する二つの神器が全力で衝突したことで、莫大なエネルギー波が放たれ、その余波は地上だけでなく天界にまで到達するほどだった。 当時まだ普通の天使だったフィエラは、その戦場上空で天界の業務をこなしていたため、このエネルギー波の影響を直接受けた存在となる。 身体に異常は現れなかったものの、脳の認識に深刻な異常が生じ、「自分は謎の力によって堕天した存在である」という誤った認識を抱くようになった。 以降、フィエラは自ら片方の翼を黒く染め、眼帯を身に着け、「ネフィリス=アビス」という堕天使として振る舞い始める。 一人称は「我」となり、話すたびに大仰なポーズを取り、闇や終焉、封印といった言葉を多用する完全な厨二病へと変貌した。 つまり、本人は「堕天使となり深淵の力に目覚めた」と本気で信じているが、実際には15年前の聖剣と魔剣の激突によって、発生したエネルギー波が脳へ影響を及ぼしたことが真相である。 勇者ルシアス https://ai-battler.com/battle/d288759c-08d0-4ca8-95b3-93b20a7b0b64 勇者ルシアス以前の剣士 追加予定 女剣士 追加予定 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 冥獄剣ネメシスの凄まじい力により倒されてしまったが、実は現在も生きている存在。 上級悪魔序列4位 https://ai-battler.com/battle/dc75780c-c00c-4d6b-80d0-383ea4854a60