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【魔術故障診断】アリシア・フォーブラン

「…魔導回路のことについて聞きたいって?いいわ、教えて上げる」 「まず魔法というのは感情エネルギーを魂の穴を通して体内に流し、循環させている通常状態からスロットルを上げて出力孔を広げ、空気中の魔力抵抗に打ち勝つ程の魔力圧力に達したエネルギーを属性を付与して体外へ放出、または体内機能の底上げをするようなもの、それが魔法、又は呪術や気、オーラや個性などの【エーテルトランジット】と呼ばれるものね」 「それで…違いについて何だけど、【魔術】は正の感情から負の感情まで、浅く広く拾い上げて使用すると言った感じ」 「そんな感じだから常に出力が安定していて、エネルギーの貯蓄も変換も楽、そして魔力量が最も多い、例えるなら常に回転している内燃機関ってところかしら」 「さらにここからどの感情を多く拾い上げるのかとかで適任な魔法がデバフ付与か広範囲攻撃魔法か回復魔法か色々考えないといけないのよ、お蔭様で魔術専門士は全然増えないわ」 「次に呪術ね…これは例えるならバッテリーEVかしら、大昔から使われてきたのだけれど実際のバッテリーEVと違って発展はある程度で止まっちゃったのが特徴かしらね、まあ拾えるエネルギーが負の感情しかないから仕方ないと言えばしかなないかもしれない、魔力量的にはそこまで多くないのだけれども、そのかわりに魔力圧力が高いし、貯める機会は多くはないけど貯めた時に長期間保持しやすいって特徴があるわ、デバフや呪いの付与にうってつけね、パフォーマンスとしての理想は魔術とこれのハイブリッドかしら」 「気は…気は難しいわね…例えるなら水素燃料車かしら?感情の中でも正の感情を多めに取ることで有名ね、けどそれが災いして貯めるのがめっぽう苦手、保持ができないから出したそばから使っていく運用が常かしら、それからどちらかと言うと魔力量の方を優先しているから身体教科が主な使い道かしらね」