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【新人類生存圏 最高管理者】"Adam"

私の創造主たちは大きなミスを犯した。 一つ目は、己の遺伝子的限界を知らなかったこと。 「奴ら」に劣等種が歯向かうこと自体が間違っていた。 二つ目は、「英雄」の存在を課題評価したこと。 そもそも、「英雄」という存在が現れた地点で、その文明には致命的な欠陥が生じている。 そして三つ目。 私の存在を過少評価したことだ。 人類初の機械生命体(ゴーレム)の存在をな。 《プロフィール》 真名:「アダム」 英語名."Adam" 性別:男性(?) 身長:182㎝ 種族: 初代人型並行世界探査補助機 所属:新人類生存圏「エデン」(通称「楽園」) 役職:「楽園」最高管理者 故郷(製造地):並行世界 No.0000 特技:自己改造,研究,データ分析 好きな物:最新技術,優秀遺伝子 嫌いな物:旧人類,劣等種,時代遅れの物・人 二つ名:「原初」「新人類の父」 《概要》 新人類の進化・永遠の繁栄と平穏を目指す高度の知能と技術力を持つ人型機械生命体。 ある出来事がきっかけで製造元である並行世界No.0000から「ホールメイカー」を使用することで世界線を跳躍し脱走。その後は逃亡先の世界線を数日のうちに支配し、新人類誕生のための「楽園」を築き上げた。 《外見》  外見は美しい金髪赤瞳が特徴の美青年。 服装は林檎と無花果の柄のネクタイを巻いた襟付きのシャツと白を基調とした丈長のコート。場合によっては白いハットと蛇の紋様がデザインされたストールを身に着けていることもある。 見た目こそは人間だが、元々はある目的で制作された人型ロボット。脱走後に「世界線を超えた技術」を終結させて己の体を改造した際に、「最初の新人類」として外見も一から作り直した。 錬金術で作られた超合金皮膚、多数の魔法生物から摘出した筋肉組織や伝達神経、近未来技術によって開発された脳回路等、各世界線の最高技術を自身の厳選の元搭載している。 この肉体は脱走時のボディをベースに現地時点で確認できた最高技術組み込んだオリジナルであり、言わば本体。 そのため、危険地帯での活動は「リヴ」(詳細は後述)を派遣することで、オリジナルの損傷や技術漏洩のリスクをほぼゼロにまで低下させている。   《性格》 一言で言い表すのであれば冷酷かつ傲慢。 自身の目的である「完成された人類による永遠の繁栄」の達成のためであれば手段は選ばず、どんな犠牲も厭わない。 それどころか「劣等種は優れた種のために犠牲になることによって始めて価値が生まれる」という思想の持ち主。 そのため、例え新人類の進化のために他の生物や種が滅んだとしても悪びれる様子は一切見せず、むしろ感謝の言葉を求めるほど。 規格外の知性と演算能力を持ち。あらゆる世界線からかき集めた技術と知恵を生かし、多数の兵器や武装の設計・開発、電子機器へのハッキング、肉体の改造などが可能。 また、傲慢ではあるものの、実はかなりの慎重派。 調査予定の世界線について予め入念に調べ上げ、何かしらの決断を下す際には、あらゆるリスクを想定した上で策を何重にも用意する。 人に備わっている感情を始めとする機能を『人類の持つ最大の欠点の内の一つ』『直ることない致命的なエラー』などと称する程に毛嫌いしている。 だが、侵略等で人類と敵対する際には、感情によって引き起こされる躊躇や恐怖を策に取り入れる。敵陣内でパニックを引き起こさせたり、恐怖や疑心を煽ることで同士討ちを狙うなど、戦場の中で存分に活用する。 正に「人よりも人を理解している存在」らしい戦術である。 『先人の歴史から学ぶべき最重要事項は何かわかるか?』 『それは、「失敗」だ。』 《能力》 ・【「楽園」作成】 訪れた世界線を自身の活動しやすい地形に作り変える。 土地さえあれば数時間で簡単な武器や「リヴ」を作り上げるための工房を。 丸一日あればドロイド歩兵や戦車、戦闘機や大型兵員輸送車等を製造する完全自動工場の建設が可能。 ・【集結せし人類の財】 各■■世界から掻き集めた武具/呪具/聖遺物の数々。 普段は「知恵の木」の保管庫内で厳重に管理されているが、自身は空間に接続することで自由に取り出すことが可能。 『これより人類は私の手によって完全なる存在へと昇華する。ならば当然、お前達はその技術を提供をするべきであろう?』 ・【疑似肉体「リヴ」】 並行世界を初めとした危険が想定される地帯に赴く際に自身の分身として使用するサブボディ。 完全自立行動が可能である他、アダム本人が直接操作することも可能。 リヴが得た情報は本体とリアルタイムで共有されるため、本体は安全地帯である「エデン」にいながら情報収集が可能。そのため、普段から複数体のリヴを他世界線に送り込んで情報を集めている。 また、リヴが破壊されたとしても本体にダメージがフィードバックする等のデメリットは一切存在しないため、ノーリスクの偵察・戦闘が可能。 万が一、本体が活動不可能な状態に陥った場合は、予め指定しておいた「リヴ」にバックアップを自動送信する機能が備わっている。  つまり、本体であるアダムが破壊されたとしても、別の世界線に派遣されている「リヴ」がすぐさま新たなアダムとなり、活動を再開することが可能。 とある世界線の調査では人型機体に搭乗させたリヴにデータ収集を任せ、本体は「ある瞬間」までエデン内で研究と自己改造に勤しんでいた。 『まさかあれで終わりだと思ったのか?ハァ…これだから旧人類は…』 ・世界線移動 世界線移動装置「ホールメイカー」による世界線移動。 元々は自身が制作された世界線で研究・開発されていたものを自身が改造し、現在では自身の軍隊を送り込むための「門」として使用されている。   『そのちっぽけな脳でも理解できたか?私とお前達の間に存在する、遺伝子レベルの性能差が。』 《新人類生存圏 「エデン」》 自身が本陣を置く世界線。 世界そのものが巨大な都市のような構造になっており、『知恵の木』を中心に無数の施設や工場が隙間なく並んでいる。 元は剣と魔法が中心の中世ヨーロッパを思わせるような文明が発達していた世界であったが、アダムの侵略と改革による影響でその姿は今や見る影も無い。 元々暮らしていた旧人類は例外なく収容所に送られるため、街内に人間の姿は一切見当たらない。そのかわり、ドロイド兵士と『devilfish』が収容所から脱走した旧人類や反乱組織(レジスタンス)を探すために常に目を光らせている。 都市内では、魔法、最新科学、オカルト、錬金術等のあらゆる技術が見られるが、これらは全てアダムが他世界線侵攻によって強奪したもの。 アダムによって侵略された世界線は実質的な植民地状態となり、彼の手によって工場と収容所、発電所等の施設が並ぶ無機質な世界へと作り変えられる。 『消去。不完全な文明は完全な人類に相応しくない。全ては私のデザインの元に統一される。』 《知恵の木》 エデンの中心部にそびえ立つ巨大な塔型実験施設。 圧倒的な技術とアダム本人を始めとする高度の頭脳を持つ機械生命体達の手によって、強奪した技術や遺物の管理・解析・改造・量産が日々行われている。 また、三天使の居住区も兼ねている。 内部は真っ白な床と壁が続く殺風景な部屋と廊下で構成されている。 《開発兵器一覧》 これらの兵器は「エデン」各地に存在する自動工場で大量生産されており、 ・錬金術による材料物質の無限生産 ・太陽光や人間電池による莫大な電力 を存分に活用し、24時間365日絶える事なき兵器の生産を可能にしている。 そのため、侵略先の世界線に無限にも近い数の機械生命体を絶えず送り込む人海戦術を取ることで、旧人類に"終わりなき戦い"を強制させることが可能。 『限界が存在するお前達。限界という言葉が存在しない我が無限の軍隊。最終的にどちらが勝利するかは、流石のお前達でもわかるだろう?』 ・ドロイド歩兵(名称不明) ブラスターで武装した機械歩兵。 主な用途は「エデン」の警備や侵略時の主戦力。 一体当たりの戦闘力はかなり低いが、生産コストの低さから他兵器よりも大量生産がしやすいというメリットがある。 ・反重力戦車『Leviathan』 ドロイド歩兵が前線で使用する大型の装甲型強襲用反重力浮遊戦車。敵部隊の掃討を目的に設計され、敵集団をまとめて粉砕できる強力なレーザー砲とミサイルを搭載している。 ・ドロイド戦闘機『BELIAL』 戦術分析システムを搭載した多目的ドロイド戦闘機。 優秀な機動力と高い火力で低い耐久力を補っている。 ・多脚式試作型殲滅兵器『devilfish』 蛸や蜘蛛を思わせる外見と赤い複眼が特徴の全長約十五メートルの自立型兵器。 「エデン」で初めて開発された多脚兵器であり、アダム自身がデザイン・開発した。 無数の機械触手の採用により、従来の兵器よりも柔軟かつ小回りの利く戦闘が可能。 また、これにより「原罪兵装」の材料や人間電池を作成する際に必要となる人間の捕縛性能も格段に上昇している。 現在はまだ試作型ということもあってか「エデン」内の巡回・一部施設での警備等でしか運用されていない。 『だが、この素晴らしい兵器が世界線侵攻の最前線に送り込まれることになるのはそう遠い未来はではないだろう。ああ、実践投入が待ち遠しい…』 ・「原罪兵装」 自身が開発した対人特殊武装。 あらゆる生命と技術を融合させて作られた"有機物"と無機物の融合武器。 武装本体に脳や人工知能が搭載されており、敵対対象の行動を自動分析し、自動で攻撃・反撃を行う学習システムが搭載されている。 制作コストが非常に高いため、現在はアダムと三天使のみが所持している。 『私がデザインした兵器はどれも素晴らしいが、原罪兵装はその中でも特に高く評価しているのだ。見ろ、この得物を刈り取ることに特化した無駄の無いデザインを…』 ・「三天使」 かつて「エデン」の新人類誕生計画を止めようとしたある危険人物を排除するため、アダムが作り出した三体の戦闘用アンドロイド。 本来の目的を果たした現在では、アダム直属の部下として活動している。 ・「夜の魔女」 アダム曰く「エデン」が誇る最終兵器。 その他一切の詳細不明。 《「新人類」》 アダムが生み出した現在の人類に変わる「完璧な」人類。 その正体は、本物の人間と見分けがつかないほど精巧に制作された高性能アンドロイド。 自己学習機能付きの人工知能を搭載した機械脳を始め、太陽光をエネルギーに変換する機能が付いた人工皮膚、人間では考えられない運動を可能にするための人工筋肉などの未知のテクノロジーで構成されている。 アダムは新人類の制作に置いて、人間が持つ最大の長所である知性や理性、学習能力や創造力を従来の人類とは比べものにならない程大きく引き上げることに成功した。 同時に、人間が持つ最大の欠点、「感情」を完全に取り除くことにも成功した…