炎の欠片から誰かの話し声が聞こえる… ーーーーーーーー ーーーーー ーー 「数百年前、1人の神が複数の精霊を作り出し、それを分身という形としてこの地に放り出した。」 「その神はとても身勝手な神でね、作り出した後始末はせずそのまま放っておくとか、ほんとろくでもないヤツだよね、結局その精霊も1人を除いてみんな死滅しちゃったし」 「ん?あぁ…私? 私はまだ生きてるよ、全盛の力はまるっきりなくなっちゃったけどね、でも別にいいよ、今になって人の世界を滅ぼすとかやってられないし、何より今の人の世界に私は満足してるんだ、キミもそうでしょ?」 ーー ーーーーー ーーーーーーーーー ーー会話はここで途切れている。