夢と現実が曖昧になり、狂ってしまった不思議の国。かつてアリスによって救われた世界は……彼女の手によって壊れてしまった。 「探さなきゃ、アリスを。」 「◼️さなきゃ、アリスを。」 白兎は冒険を続ける。冒険を終える為に。 時間を視る彼女はしかし、目の前の存在がナニかを認識するコトが出来ず……。 「君はアリス?分かんないや、 だから……斬らなきゃ。」 ーー無辜の強者を、斬り続ける。 取り返しのつかない宝剣『クロノスエッジ』を携えながら。 「終わりにしよう、アリス。 ーー君の夢を、この悪夢を。」