とある妖魔研究家の手記—— ディナモス、、、、幽霊なのに人を捕食する変わった存在だ。 元が鬼族だからと言うのもあるかもしれないが、本来幽霊は現世に干渉できないはず。 それなのに何故か…….. これは私の仮説だが、彼女がまだ生きていた頃、何か恨みを抱きながら死に、その憎しみの感情があるからこそ幽体となった今でも活動できるのかも知れない。 とにかく現時点ではまだまだ研究が足りないな。もっと知る必要がある…….ん？ 誰か近づいて来るな…..誰d….. 手記はここで途切れている。 後日他の研究者がこれを見つけた時には、何者かに襲われ捕食された研究者一名と血塗れの手記が置かれており、その手記には追加の情報が書かれていた…… 追記 ディモナスの情報: 異名:禍罪の鬼姫 身長:140cm 体重:38kg 年齢:4400歳 かつて虐げ捕食対象としてきた人間に焼き殺され、その恨みが現世に残り幽体として活動している。 よく人里を襲い、多い時で数百人が捕食される時もある。 別の研究者….. 「誰が書いたんだこれ…この筆跡、持ち主のものじゃないな。まさかディモナス本人が書いたのか…..？？」