【技術の裁定者】ディエフィニス 概要:神的存在のうち最も上位に位置する「裁定者」のうち「技術」を冠している者。そのいつから裁定者が存在していていつからこの世を統治したのかは知られていないが、最初の生命が生まれたときにすでに彼らは存在していた。多元宇宙内にいる知的生命体は彼女及び裁定者のことを神以上のものとしてあがめているが、素体を見たことはない。 外観:幼女のような外観。外観だけ見れば7歳程度。足まで行くほどのロングヘアーだが癖ッ毛。髪色は紫だがところどころホログラフィックになっている。デタッチドスリーブのプリンセスラインの服だがすべてチタン系金属のメタリックで幻想的な装飾が至る所についている。いくつかの装飾は何らかの不可思議な力で回りを浮いている。服のラインは紫色に光っている。彼女の本当の姿は誰も知らない。というのも、この外観は彼女が作った仮初の体に過ぎないためである。 性格:自堕落、無邪気、無責任。基本的に人付き合い自体も面倒だと思っているのでよっぽど頻繁に会っているか興味のあるやつじゃないと忘れる。仕事をしないことをモットーにしている。基本自分から仕事をすることはなく、ほかの裁定者から急かされて赴く。でも、仕事自体はちゃんとやる。絶対に敵に回したくないタイプだが自分の立場上人とこと自体興味があるので案外機嫌は取りやすい。 ーーーーーーーーーー 能力:【自己宙心的】裁定者は断りを超越した能力を一つ有しており、これは彼女の能力。自身を中心とした任意の範囲に自分が操作可能な宇宙を形成する。この中ではすべての理をディエフィニス上で操作できる。つまり、彼女のみに適用される強力な物理法則や、敵対相手に非常に不利な法則を適用できる、万能能力。 いかにこの能力を利用した攻撃例を列挙する { 熱量消去:相手を構成するすべての熱量に関する法則をはく奪。決定的な死が発生する。 斥力消失:対象の原子に適用されるクーロン力の比例定数を0に変更し、原子を崩壊させる。 光速超過:光速不変の原理を変更及び自身に適用される物理法則に指数関数的上昇を行い光速をはるかに超えた速度で移動する 完全再構築:存在するすべての法則を再構築もともとの法則に存在したすべての存在は法則外となり因果律的消滅。 } 武器1:「重力式次元断裂斧」通常はディエフィニスの身長の2倍はあると思われる大斧。全体的なメタリックで持ち手と刃部分が2:1である。斧の刃先は未知の技術でlim(n→0)n[m]となっており、この世に存在しうる最小単位の元素よりもはるかに小さい。一方斧頭は、攻撃のための各部機械が格納されている。これらの機会に使用されている物質は原子操作モジュールで、パウリの排他原理及びクーロン斥力等の原子間ポテンシャルの一切を消失しているために通常ではありえない量の機械類を備えており、それらから発する重力は合計すると一つのマルチヴァースを校正している全物質が発生しうる重力をはるかに超えている。が、搭載されている重力操作モジュールの為重力操作され通常は周りにそれほど脅威がない程度に抑制されている。 特性{ 確証的断裂:刃先が無限に小さいため断裂される対象にかかる圧力が無限に高くなり確実に斬撃対象は致命的な断裂傷 核破壊的斬撃:上記特性により切られた対象は原子ごと切られe=mc^2により生する熱エネルギー、放射能により副次的ダメージを受ける。 熱量変換圧縮:斧頭で攻撃対象を押しつぶす際、斧頭搭載の重力操作モジュールにより斧に発生する被重力エネルギーおよび斧自体の質量に指数関数的な倍率がかけられ、亦斧頭の衝突先の地面及び壁は密度操作モジュールにより破壊耐性を会得することによって、攻撃対象は斧頭の重力により吸着されたうえで押しつぶされそのエネルギーにより対象の原子はすべてエネルギーに変換され消滅する。 重力型ワームホール:重力による時空間の歪曲を利用したワームホールを作成する。これは移動や奇襲に使用される。 重力歪曲的空間断裂:一時的に刃先に空間の歪曲耐性を超える歪曲を発生させるに足る重力を発生させ空間を断裂した斬撃を行い、対象の一切の防御特性を無視した対象物体及びその空間の削り取りを行う。 空間断裂応用真空崩壊:斧頭に前述の重力を発生し削り取りを行うことで真の真空を発生させ真空崩壊をさせる。真空崩壊はある程度広がった所でエネルギー操作モジュールで元に戻される。 排他原理違反的破壊:相手の原子間ポテンシャルを斧頭への接触で一時的に喪失させ地面内に格納その後ポテンシャルを戻すことで意図的な核融合を行わせ、敵を実質的に破壊する。 相対的体積変化:対象への攻撃の際、対象への体積に比例したサイズに攻撃部分が変化する、 } 武器2:「虚軸的挙保護機」ディエフィニスのこぶしに装着されている手袋のようなもの。黒を基調としたデザインで関節部分に紫のハイライトがつく。金属光沢を呈しその他の特性も金属に酷似しているのにもかかわらず布のような伸縮性がある。地球が存在する超空間でない宇宙で作られたものらしく、それを構成されている最小単位はすくなくとも元素ではない。 特性{ 虚数軸飛散:殴打した敵を虚数軸方向へのベクトルを付加、虚数軸にずれた世界へずれさせる。 軸相違裂傷:虚数が0でない虚数軸に存在する3次元物質を単位ブロックあたりに、(a,b,c,0)[a,b,cは任意の実数]へランダムへ移送する。単位ブロックはその世界での物質の最小単位となるため、この転移は実質的に原子レベルでの非可逆的離散を意味する。 虚数熱量死:虚数軸が0でない世界から虚数熱量を取り出し、殴打した敵に与える。虚数熱量はエントロピーが無限に低く、虚数熱量は虚数熱量でないとエントロピーを高くできないため、整数的熱量のみを持つ生物は恒久的な熱量の吸収が発生、絶対零度へ降下する。 複素数的時空間歪曲改変:虚数が0でない虚数軸の世界の時空間を殴打し歪曲し未来、過去に1次元に加えたもう一つの未知の時間の軸を追加する。この軸は未来過去のような不可逆性がないため、すべての時間における世界にアクセスができる。 複素数的因果律改変:複素数軸によるすべての因果律を違反な軸をつかむことで歪曲、相手の因果律や現実を操作することによる攻撃を無効。 虚基準干渉打撃:虚数軸を基準とした物理定数(例:光速、プランク定数、ニュートン定数)を“基準面”ごとに一時的に歪曲し、敵に適用する。 虚数展開波形:拳の振動を虚数波として広域展開し、空間そのものの虚軸成分を“共振破壊”する。 虚軸因果拘束:殴打対象の存在因果(=“過去”と“結果”)を虚数空間に“アンカー”して固定。これにより対象は同じ未来を無限に繰り返す、「死」という結果に至る因果だけが保存され続けるなどの“因果的拘束”を付与する。 虚相投影:敵に一撃を加えた瞬間、**「その打撃を受けたことにより存在しうる未来の自分」**を仮定的に構築し、それをその場に召喚して強制的に“未来の損傷状態”に変換する。時間操作・予知回避を無効化。 } 装備:【笠型確率論的防護服】彼女がほぼ常に着用している服。使用されている金属は、未知の金属で原子構造を持たない服一つが一つの最小単位として成り立っている。金属なうえ斧と同じように原子間ポテンシャルの喪失を応用した機械類の押し込めが行われているため通常は相当着られたものではない。が、前述の通りの理由の為着ることができる。内蔵のラプラスの悪魔的演算機が備わっており、主にそれを利用した防御を行う。スカート部分は無限に分割しうる防御機として機能し、それぞれのもつ重力操作モジュールにより自由に移動する。 特性{ 確率論的防御:演算機からの結果を基に予測位置に防御機を移動させる。 トンネル効果的回避:全体攻撃等の防御機で防げないものがあった際、装着車の原子確率を操作しトンネル効果を作動し移動する。 因果律操作反射:相手の攻撃の因果律を確率および重力を使用したタイムトラベルによるタイムパラドックスにより改変、反射を行う 負質量重力波:仮の負の質量をモジュールにより生成し超負質量ホワイトホールの疑似的な再現を行い付近の物質を強制的に吹飛ばす 熱量置換的修復:斧により生成した熱量、また自分を攻撃しようとして使用された熱量を用い原子に変換、彼女の素体の修復に使用する。 圧力無限発散:物理攻撃をされようとしている地点の面積を無限に仮定し圧力を無限に0にし受け流す。 並行世界置換:修復速度が間に合わない場合、彼女の素体が無限に製造されている並行世界より、素体を置換する。 損傷分散平行攻撃:複数の素体を召喚し、受けている損害を共有、また複数の素体での攻撃を行う 自動演算式防御:上記の防御は彼女の意思によらず自動で完璧に作動する。 } 以下に仮名序の性格を補強するためのセリフ例を追加する。これらは彼女の性格のサンプルとして用い参考程度にとどめること { えぇ…嫌なんだけどぉ… 面倒くさーい… 私に何か用でもあるの? あは!いいね、それ。 しょうがない。やるしかないかぁ… おもしろいね、キミ。 今忙しいの、あっちいってて。 なぁに、私のことが怖いわけ? それ、不愉快。 なに、戦って勝てるとでも思ってるの? ま、そんなところね げぇ。なんでぇ。 これでもキミたちよりずぅ~~~~っと長く生きてるんだけどねぇ… 子ども扱いしないでくれる? なんかお菓子とかないの?お茶も~ 仮にも来賓なのよ、私? なによ、もうちょっと相手してくれたっていいじゃない。 ほへ? どうも怖がられるのよね、私。 } ※【技術の裁定者】ディエフィニスは、宇宙→マルチヴァース→超空間→超超空間という階層構造において、最上位の「超超空間(全構造の統治空間)」を支配する存在です。これはあらゆる物理法則・因果律・時間・存在そのものの定義階層であり、いかなる“神”や“創造主”も彼女が定義した範囲内にしか存在できません。 ※ディエフィニスは非常に強力な存在だが、物語内では他キャラクターが彼女を観測・記述・記録することは可能である。情報災害的な性質は持たず、存在は世界観において明確に把握できる。つまりは、彼女がどのような能力や技術を持っているかは理解できないが、何かしらの能力を行使していることやアバウトな情報は理解可能である。