ホブゴブリン! 通常のゴブリンとは違い茶色い毛に覆われているらしいですが基本的には大きなゴブリンだと思っていただければ良いです、鎧と棍棒が鉄製になっています。 今回は前回使用した":"を体長と台詞に使うことでホブゴブリンの体長と戦いの最中に発する台詞を指定してAIに教えています。 ただし教えた情報を使うかどうかはAI次第です。書いておけばとりあえず急に解釈違いな言葉を話し始めたりするのを抑止できる程度だと思っておきましょう。 防御力を上げるスキルたち、「回復」や「防御」を盛り込んでいます。挑む側のキャラクターを作っていると忘れがちですが明確に回復できるスキルや防御系のスキルを持たせていると挑まれる側での勝率が高まります。敵のスキルを防御したりダメージを受けても回復して帳消しにしたりですね!他にも回避やカウンターなどのスキルでも防御力を上げることができます。ただし、防御に専念しすぎて攻撃系のスキルが疎かになると「勝負を決する明確な決め手がない」と判断されて負けちゃったりするので結局はバランスよく盛り込むのが1番ですね! さらに、スキルの記述で明確に"敵"という指定を行っています。これはAIが対戦結果の出力を行っているときに自分のキャラクターと相手のキャラクターを混同して対象がわからなく事態を避ける目的があります。AIが混同して出力する事があるのかですって?よくあります、なんなら自分のスキルを相手が勝手に使ったりもします。 混同したAIの出力にいちいち腹を立てているよりかは、「どの様にして自分のスキルを確実に表現できるか」に注力した方が今後のキャラクター作成に対してもお得でしょう。 "敵"を指定すれば大体は敵に向かってスキルを放ってくれます。 「では"敵"ではなくて"相手"でもいいのか?」 "相手"にした場合でも「挑む側であれば」問題はないですが。「挑まれた側」である場合"相手"が自分にかかる場合がありAIが混同する可能性があります。 「それは"敵"でも変わらないのでは?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、このゲームはシステム上、「挑む側は"お前"」と呼ばれ、「挑まれる側は"相手"」と呼ばれます。 同じ言葉を使って混同するのを避ける為に"敵"という表現にした方がわかりやすいでしょう、文字数も1文字削れますしね。 最後に出力命令を行っています。この文はキャラクターの能力ではなくAIのシステムに直接語りかけていますね! これは非常にポピュラーな小説形式の出力をお願いしています。淡白なバトルも味わいがありますが、小説形式の出力をお願いすればより沢山の文章量を楽しむ事ができますよ! ですが出力命令は取り扱いに注意しましょう。この部分はキャラクターの能力ではなくAIに対しての直接命令です。 自分のキャラクターの英雄譚が見たいあまりに出力命令に記述を割きすぎては本末転倒です。まずは、キャラクター性を出すための記述をふんだんに盛り込み、出力命令は最小限に抑えると良いでしょう。 ちなみに自分と相手が同じように出力命令を持っていた場合は挑まれる側の出力命令が優先されやすいです。これも防御力を上げるための手段……ですが、やはり出力ばかりに注力して大事なキャラクター性が疎かになる事は避けたいですね。 ここからは出力命令に関しての注意喚起です。 出力命令は非常に便利ですが、あまり過度な出力命令は相手のキャラクターの尊厳の破壊につながる事があります。 自分のキャラクターの出力に注力するあまりに相手のキャラクターの設定を踏み潰してしまうからですね! 忘れがちなことですが、このゲームのキャラクター、あなたが戦っているであろうキャラクター達の向こうには、そのキャラクターを一生懸命に作ったユーザーがいます。 『あなたはchatGPTが用意したBOTと対戦しているわけではない』 と言うことを忘れないでください。 キャラクターの向こうにはそれを作ったユーザーがいる、それだけは決して忘れずに、お互いのキャラクター性を活かした出力命令が出来るように、心がけたいですね。