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【宇宙を渡る方舟】 Φ.ネービュラー

・ポアンカレ数式 宇宙識別番号、構成粒子、時間、座標を入力する事で入力した宇宙の該当場所で起こる前後の事の関連性を現す数字を出力する数式。これによりある程度の未来を予想することができる。 しかし、全射ではあるが単射ではないため、逆算をしようとすると複数個の初期情報が得られてしまう。長らくこの結果により引き起こされる事象は不明だったが、「現実交差」の証明に一役買った。 ・現実交差 ある宇宙のある場所と別の宇宙の特定の場所が重なる現象。現実、現実は21次元であることが判明しており、宇宙はその中の11次元式で表され、さらに8次元式で現実の中を移動する。(簡単に言えば立体の中で線が動くみたいな感じ)その為、宇宙と別の宇宙の交点が生じる可能性があり、そこでは所謂、異空間ゲートのような役割を果たす。その為、ここに入ると宇宙を移動することができる。また、空気なども移動する為、魔素が流出し、他宇宙の構成粒子が流入することもある。 現在確認されている外宇宙由来粒子は████粒子、████████粒子、█████粒子などの82種類である。この中でも████粒子はその性質や普遍性から活用方を考察していた時期があったが、安価な代用案が見つかったため、現在では研究用としてしか使われていない。 余談だが、ポアンカレ数式に代入する数値が「電気素量」や「ニュートリノの質量」や「アルツヴァイ現実濃度係数」なので、比較的似ている宇宙の場所がつながりやすい。簡単に言えば、地球なら地球上、宇宙空間なら宇宙空間といったようにである。 ・現実復元力 万が一、地球上と宇宙空間がつながった際に発生する現象。現実性が流入する向きと逆に反作用として強い復元力が働く為、ゲートが壁のようになり人間などの移動ができなくなる。