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【灼炎の鬣】アリシア

本名: アリシア・フォン・アシュレイ 種族: 人類種 性別: 女性(16歳) 身長/体重: 身長は183cm。体重は71kg。 肩書き: インペリア帝国アシュレイ伯爵家長女 容姿/服装:  頭髪は炎の熱に当てられてちぢれているが、黄色の長髪、右側には橙色のメッシュがかかっている毛が目立つ。格式ばった装いが必要な時以外は後ろ髪を纏めて総髪にしている。眉の毛は太すぎない程度で、目元は吊り目気味。眼光は藍色。服装は赤色を好み、普段着は軽めのドレスだが、戦闘時は革装具を身に纏う。魔法の炎の影響を受けやすい金物はあまり身に着けない。 性格: 熱血気味で真面目な性質と、無邪気な性質が混在している。 口調: 一人称は「私」。語尾に「ですわ」を付け、堂々としたお嬢様口調で話す。 二つ名: 蛮族令嬢/北方の獅子/モフる方の槍使い/第一騎士団長トルマリンのトラウマ 戦闘能力:  聖なる炎との親和性が強く、炎の魔法を扱う。広範囲に魔法で多大な影響を与えるアリシアは相手との1対1、1対多は得意な傾向にある。逆に、味方が多いと思うように魔法を撃てなくなるため苦手。しかし、そうは言っても体力は上澄みで槍術は卓越しており、クロノス王国騎士第一騎士団長と競り合う程度の実力を持っていることが確認されている。ちなみに件の騎士団長との試合は、騎士団長がアリシアに両腕でがっちりホールドされ、モフられたことによって終結した。 詳細:  サザーラ大陸の南西部に位置するインペリア帝国の最北端のアシュレー伯爵領、アシュレイ伯爵家の長女。  アシュレー伯爵領は、祖先であるカルメラ・ルーナ・アシュレイという冒険者が爵位を賜った時に得た領地である。北方に隣接するクロノス王国の南端の大半を占めるクリスト公爵領とは街道を挟んで隣接しており、紛争地帯だった時期もあるらしいが、災禍竜スライ・ストロフの介入で渓谷が出来てから、国境は一応平和になっている。現在は天空国家アレフベートの無差別侵略行為の影響もあり、王国との重要なライフラインになっている。  そんな軍事の要みたいな地で誕生した第二子であるアリシアは貴族としての教育を受けているためか、貴族然とした態度を取っている。威風堂々とした振る舞いを心がけており、熱血気味な性質も相俟って割と板についてるが……大好きなモフモフを愛でる時だけ乙女と化し、対照的に恐ろしい力を発揮する。天性の武の才能も相まってモフられると抜け出せない。専属のメイド姉妹も手を焼いているとかいないとか。  幼少より、モフモフふわふわしたかわいいものが大好きで、そのルーツは、強風に飛ばされてスライス渓谷へ転落した際、偶然にも下で風の精霊と共に瞑想していた摂理竜序列七位の精霊龍ファクト・エーテと出会ったところから始まる。 ファクトはアリシアを背に乗せて飛び立ち、領地の近くまで送ってやることにしたのだが、この際アリシアは、振り落とされないようにファクト・エーテにしっかりと抱きついていた。ファクト・エーテはスマートでありながら、この世界でも最上級のふわふわのモフモフだった。 「着いたぞ、娘。」 アリシアは抱きついたまま離さなかった。 「モフモフですわ〜…」 無論、強引に引き剥がされた。アリシアの悲しそうな不服そうな表情を見たファクトは尋ねる。 「そんなに我をモフりたいのか…娘。」 「モフ…りたいですわ…!」 その返答を聞いたファクトは微笑み、こう言った。 「ならば貴様も、我を楽しませよ。」 戦闘狂であるファクトは強者と戦うことを悦とする。ファクトは聖なる炎の精霊との高い親和性を持ち、体力にも恵まれているアリシアに、強くなることを望んでいたのだ。 そして、アリシアは決意する。 「絶対、必ずモフらせて頂きますわ!」 「……もう一度名乗れ。我は精霊龍、ファクト・エーテ。」 「アシュレイ伯爵家長女、アリシア・フォン・アシュレイですわ!」 ファクト、ちゃんとアリシアの名前覚えてんのかな…?