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【反転の呪いを掛けられた/迷推理を行う】衛宮 真宵

ざっくり設定(その下にストーリー) 【反転の呪いを掛けられた/迷推理を行う】衛宮 真宵 [悪魔の呪い] 相手が本当に悪魔かは分からないが 悪魔だよね、きっと・・・呪ってきたし 666回事件を解決すると呪いが解ける(と思う) [悪魔の正体] 父のストーカー、真宵と浮気相手だと信じ込み襲う 真宵父、ストーカーにロリコン扱いされて悲しみ [真宵の父] 警察官、早くに妻を亡くし男で一つで真宵を育てた 真宵失踪後に大分落ち込み、ゲッソリ痩せた 最近は大岡のフォローを受けつつ真宵の無事を信じる [異世界転移] 事件が起こっていると思われる場所に自動で転送 たとえ死亡しても元の状態で次の世界へ転送される 呪いの効果の一つ [聖水] 教会の強面の神父様が聖別した聖水 効果てきめん、持続時間は短い [現在の姿と元の姿] 現在の姿は長身で不健康そうな男、知性は平凡 長身の日本人風の男 元々の姿は小柄で健康的な金髪少女、実は天才 小柄なハーフ少女 『反転の呪い』の影響で入れ替わっている [所持品] 異世界に飛ばされた際に近くに落ちていた物 自分のスマホ、古びた手帳、使い込まれた万年筆、 黒い箱(鑑識セット)、忘れ物の傘 [大岡 忠介] 父(衛宮 小五郎)の同僚であり刑事 真宵が呪われた際に遭遇しており、事情を知る人物 なかなか繋がらないスマホにやきもきしている [スマホの謎の声] 悪魔でも無く大岡でも無く、父の声でもない謎の声 『恐らく呪いの本質を知る人物』と真宵は思っている (文字数制限でなくなく削除した効果、かなしみ) ーーーーーーーーー キリトリ腺ーーーーーーーーー (衛宮 真宵の雑ストーリー) ―かくして、事件は迷宮入りする ある日ある時ある場所 下校中の少女、衛宮 真宵は突如肩を叩かれ (防犯ブザーに手を伸ばし)振り返る、そこには― 「―っはぁ、はぁ、真宵ちゃん、忘れげほ、忘れ物ぉ」 息を切らせた中年男性が居た 『おじ様!』 父の同僚、大岡 忠介が傘を持って立っていた 息を整えた大岡は 「今日、天気予報で雨が降るって言ってたから」 と言いながらしゃがみ込み、忘れ物の傘を渡す 礼を言い去ろうとする真宵に大岡は 「最近不審者情報があるから送るよ」と声をかけるが 『だいじょーぶ、危ない時はコレがありますから』 真宵はポケットから小さなビンを一つ取り出す 「・・・えっと、一応確認だけどそれは?」 『聖水です!』 普通ならタチの悪い宗教を連想するところだがー 大岡は衛宮家が毎週教会でお祈りを捧げた後 決まって神父から聖水を貰ってる事を知っていた。 昨日、小五郎が誇らしげに見せてきたしな 聖水の山・・・ うーん、と困り果て顔をくしゃくしゃにする大岡 ふと、大きな影が二人にかぶさった 180cm?いや2mだろうか しゃがんだ大岡が顔を上げると 真宵の後ろで 虚ろな目をした大女が2人を見下ろし手をかざし 呟いた『・・・の・・・う猫・・・われて・・』 聞き取れなかったが刑事のカンで反射的に動く しかし、遅かった ―健康的な肌はみるみる青白くなり ―透き通るような金髪が真っ黒にそまり ―小さな体躯は大きく膨れ上がり 気付けば、小さく可愛らしかった真宵は 完全別人、黒髪の大男に変貌してしまった 『え・・・何、これ、目の前、声、あれ?』 困惑する真宵に大女は叫んだ 『失せろ泥棒猫!小五郎様はあたしのだ!』 大岡は『小五郎』と聞きまさかと思ったがピンと来た 『衛宮 小五郎』真宵の父である 最近誰かに付きまとわれているとボヤいてたが・・・ 大女は続けて言う 『あ、あー?ルールぅ?面倒臭ぇ、よく聞けよ泥棒猫  アンタには呪いをかけた、反転の呪いだ  666の謎を解け、それで解放。出来っこないよなぁ!  とっとと野垂れ死ねよゴキブリ女!グフッ、フフフ』 『・・・?・・・??』 俺は困惑している真宵ちゃんから聖水を奪い 「ええい!ままよ!!」 キュポンッ! 聖水のビンから蓋を外し、真宵ちゃんにかける パシャッと音がして、真宵ちゃんの姿が元に戻った 「よっしゃ!この聖水本物か!!」 オカルトなんて全く信じてなかったが 今この時だけは神を信じたくなった 『ハァ?何してんのこのクソゴミカス』 大女の蹴りが俺の腹を抉る、くっそ痛ぇ!! 吹き飛ばされた俺をよそに 大女は頭をかきむしり、真宵ちゃんはオロオロする 『ハラタツハラタツムカツクゥゥ!早く消えろよ!』 『ひっ・・・!』 「ま・・・よい、ちゃ・・・」 早く逃げろ!息が漏れるだけで声は出なかった 薄れゆく意識の中、真宵ちゃんが悲鳴を上げ叫ぶ 口の動きからあれは『タ・ス・ケ・・・テ』 だ、ろう、か ダメ、だ、真宵ちゃん、が 真っ暗、穴、に呑み、こま・・・・・・れ・・・・ 俺は何とか手を伸ばすがー ふと、目を覚ますと 『僕』は 見た事のない場所で寝転んでいた 考えのまとまらない頭をどうにか起こし周辺を見やる そばにあったのは誰かの手帳と万年筆と黒い箱 『僕』のスマホと聖水のビン それから、『おじ様』の届けてくださった『傘』 急に、涙が出てきた あの悪魔の言う事が本当なら 『僕』は666の謎を解かなくてはいけない 頭の回転は遅くなったけど、幸いにも記憶はそのまま 何とかして、呪いを解くんだ 涙を拭い『僕』の孤独な旅が始まった 裏設定 【ルール】 女悪魔すら縛られる規則 僕に呪いの説明をしたのもルールの一つ もしかして他にもルールがある?              ――――――真宵のメモ 【反転の呪い】 多くの物、人、概念すらひっくり返す呪い (真宵も気付いてないが)数字も例外ではなく 666回解決した時に『数字』が反転、999回になる