『音響セット!ソナタ!離れてて!!』 『うん…気をつけてね、エマちゃん。』 E.M.A…グラフィティとバンド演奏が趣味の黒人の少女。 「E.M.A.」の由来は「Element.Musician.Artist.」の略であり、本名ではない。 周りから「エマ」と呼ばれており、本人からも「エマ」で呼ぶようにお願いしている。 本人は至って真面目で学校にもちゃんと出席しているし、グラフィティもちゃんと許可された所でやっている。 友達思いで、戦闘はあまり好きではない。 だが、一大事の時は能力を使って解決を図ろうとする。 音が色として視覚でも認識できる色覚の体質を持っており、他の子とはちょっと違うぐらいに思っていたが、ストリートアーティストの素敵な作品やバンド演奏で見かけたら幻想的な音(色)に出会った事がきっかけでどハマりした。 演奏の中で見て、聞いて、そして観客の興奮を全身で感じながら全力で今を楽しんでいる。 ソナタ・ソラーレ…茶髪で長髪の女の子。E.M.Aとは別の学校から転校してきた新しいE.M.Aのクラスメイト。 気の弱い性格だが、歌をきっかけにE.M.Aと知り合った。E.M.Aとは仲良くなってからは一緒に歌ってたりする。 歌が特に上手で、E.M.Aからスカウトを受けるほど。 また、バンドの合間にソロ歌唱をしたところ、そのあまりの上手さと可愛さにファンが急増している。 能力は壁や床、物の物の響き方を調整する能力。 無音にしたり、廊下をトンネルのように遠くまで響かせる事が可能。 現在はE.M.Aの練習部屋の騒音対策の他、会場の音響を調整したりしている。 母親は元歌手で、バンドをしていると聞いた時には少し抵抗があったが、引っ越した先で友達と楽しくやっている姿を見てホッとしている。