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【海に轟くダイヤモンドの衝撃】 ”ムーンショット帝国大尉” ランドル・バレット

 「大丈夫。俺が必ず旦那を護る。」 ランドルがこの言葉を口にしたのは、17:歳の時と77歳の時。その2回だ。  1度目の決意の瞬間は、カンパニーの輸送船が遭難した夜のこと。 その船には運悪く当時のカンパニーの社長の息子が乗っていたのだ。吹き荒ぶ風雨が唸りを上げ、船体を何度も大きく揺らし、船員達の顔に不安の色を塗りたくっていた。まだ幼い社長の息子の遊び相手として乗船していたランドルはどうにかして安心して貰おうと、べろべろばぁをしてみたり、指とれちゃったマジックをしてみたり、手を尽くすが、息子の顔は一向に浮かばなかった。 「ぼく達…死んじゃうのかな。」 幼い子供の口には似合わない。ランドルは反射的に決意の結晶を発露させていた。  2度目の決意の瞬間は、カンパニーが帝国の軍門に下る朝のこと。 まだうら若きカンパニーの社長の付き人として、社長と共に帝国元帥の元に出向いた。軍門に下る旨の封書を直接手渡す。元帥の傍に立つ護衛兵は恰幅が良く優しそうな風貌だったが、その細い目の奥には底知れない閃光が走っていた。それに当の元帥からも、有無を言わせぬ威圧感がひしひしと漂い、無数の武器が体にゆっくり差し込まれるヴィジョンが浮かぶようであった。  封書を確認した元帥は一言。 「コスタ・カンパニー殿の協力に感謝する。共に地上を平定し、宇宙をも手に納めんとする同志として、よろしく頼む。」 一礼をして部屋を出た社長は肩を震わせ、顔面蒼白だった。その様子は、まるであの時の、社長からすればおじいちゃんであるあの子に重なった。 70を過ぎたシワの寄る口から、確かな意思を纏った言葉が出た。 「大丈夫。俺が必ず旦那を護る。」 帝兵証 階級 大尉 兵名 バレット 名前 ランドル・ニュージョルコ 所属 ムーンショット帝国海軍 個人スキル 有 《金剛鎧》(ダイヤモンド・アーマー) ダイヤモンドを生み出し肉体に纏わせる無属性能力。ダイヤモンドを纏っても肉体は自由に動き、ランドルの身に着けている物はダイヤモンドを貫通して効果を発揮する模様。このダイヤモンドは恐らく本物ではなく、ランドルの意思が具現化した結晶であると思われる為、ダイヤモンドと偽って加工販売しないこと。 魔力技術 属性剣 習得済 属性鎧 習得済 覇性  未習得