キャラ紹介 一人の若者は自らの力を見せるべく幽霊が住むという廃墟に行った、だが結局その若者は幽霊を見る事もなくそのまま帰ってきた、もちろん命令した者からありったけの暴力と暴言を受けた、だがしかしそんなことなど気にも留めず「もう一度廃墟に行きたい」という誘惑で頭がいっぱいだった、だがその若者は誘惑に負けなかった、実生活を守るために誘惑に勝ったのだ、そして長い年月が流れ若者ではなくなった、「最後にもう一度だけ行ってみたい」そう思い、彼は廃墟に向かった、廃墟に着くとそこには猫が居た、彼はもう喋らない、彼は老衰で死んだ、結局幽霊を見る事はなかった。 ※以下は"場所"で発見された文書 「猫がいた。僕は猫だったのか? いや違う、僕は若者だった。あれ?猫は廃墟にいなかった…でも鳴いた。違う。笑った。顔がない猫が笑った。僕も笑った。喋らないのに喋っていた。じゅじゅじゅ……」 「机の上に手紙があった。差出人の名前は僕。僕は書いてない。でも文字は僕の癖。読んだら、昨日の出来事が書いてあった。でも昨日はまだ来てないはずだった。じゃあ、いつの僕が書いたの?」 「廊下が伸びてる。永遠に。歩いたら、足音が僕の名前を呼んだ。左に曲がったら、僕がいた。笑ってた。僕は笑ってないのに、僕が笑ってた。“おかえり”って言ったのは、僕の母の声だった。でも、母という存在を僕は知らない」 「カーテンの奥で誰かが立っていた。僕の影と重なってた。見た瞬間、僕の心臓が2回跳ねた。“それは前の僕だよ”って声がした。でも僕はずっとひとりだった。なのに安心した。『やっとまた会えたね』って、喋ったのは壁だった」 「目を閉じたら、まぶたの裏に廃墟が浮かんだ。目を開けたら、そこにいた。誰かが僕の人生を歩いていた。僕はただ見ていた。僕はもう主役じゃない。でも、その誰かも僕の顔をしていた。“ねえ、代わって”って聞こえた。声は僕だった」 「テレビの砂嵐の中に顔があった。口だけが動いていた。“じゅじゅじゅ”って言ってた。僕の指が勝手に動いて、チャンネルを変えようとした。だけど全局、同じ顔だった。画面の中の僕が、画面の外の僕に手を伸ばした」 「彼は、彼という存在を知らない、全ての存在は彼の元へと還り、彼は、全ての存在の元へと還る。そんな、ありふれた一つの物語」 ※以下はこれを題材としたテレビ番組の様子(抜粋) 存在「以上です。非常に興味深い文書ですが、これはどこで発見されたのでしょうか?」 存在「この文書が発見された場所は■■■■■ですね、何故この様な不気味な文書を書いたのでしょうね」 存在「悪ふざけでしょうかね〜」 存在「縲占ュヲ蜻翫縺ゅ↑縺溘?螟夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ゅ≠縺ェ縺溘?謾ケ遶?&繧後※縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?∪縺吶?ょ、夜Κ縺九i謾サ謦?r蜿励¢縺ヲ縺?」 存在「なるほど、あなたを受け入れます。」 ※以下は映像内に映った字幕ログ [3:24:55]:じゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅ [3:25:01]:「あなたはもう視聴者ではありません」 [3:25:07]:「テレビの外にいるのは本当に“あなた”ですか?」 ※以下はこの番組を視聴した人々の証言(抜粋) 「番組が終わったあと、テレビを消したのに僕の目の中で画面が続いていたんです…」 「"私の声がテレビから聞こえた"って母が言うんです。でも母は、もう死んでるんです」 「気づいたら、自分の影がテレビの中で喋ってました。しかも僕に向かって、“黙れ”って」 「今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ、今すぐ視聴を停止せよ」 あなたは、誰ですか?僕が、見えますか?あなたの言葉は観測できません、ですがあなたの声を理解しました。