≪関連するJK≫ 健太→https://ai-battler.com/battle/8dd76df1-b892-440e-920f-ba43d5ca30db ーーーーーーーーーーーーーーーーー ≪プロフィール≫ 誕生日:4月8日 血液型:A型 利き手:右利き 座右の銘:大切なのは中身 好きな食べ物:シュークリーム・きりたんぽ鍋 苦手な食べ物:セロリ 休日の過ごし方:友達とプリクラを撮ったり、コンビニで新作スイーツを探す 友達の数:多い 成績:やや良い 得意科目:現代文 苦手科目:物理 部活:なし(帰宅部) 最近の悩み:初対面の人に名前を名乗るたび、驚かれたり男の子の名前だと笑われたりすること ーーーーーーーーーーーーーーーーー ≪太郎は太郎でも≫ 放課後の教室、窓から差し込む西日が机を橙色に染めていた 「見て見て! このプリ、めっちゃ盛れてない?」 太郎は友達にプリクラ帳を広げ、得意げに笑った 「ほんとだ! 太郎、これ可愛いじゃん!」 「でしょー? 昨日撮ったやつ、結構お気に入りなんだ!」 友達と顔を寄せ合い、他愛もない話で盛り上がる。そんな時間が太郎は大好きだった ところが、ページをめくっていた友達がふと呟いた 「でもさ、太郎ってほんと名前とのギャップすごいよね」 「…え?」 「いや、こんなに可愛いのに名前が太郎って、なんか不思議だなーって」 悪気がないのは分かっている。むしろ褒めてくれているのだろう それでも太郎の眉がぴくりと動いた 「…あのさぁ、私だって好きで太郎になったわけじゃないんだけど!」 「ご、ごめん! そういう意味じゃなくて!」 友達は慌てて謝った 太郎もすぐに我に返り、ため息をつく 「…ううん、こっちこそごめん。ちょっと気にしすぎた」 入学したばかりの頃もそうだった 自己紹介で名前を告げると、教室がざわついた 冗談だと思われたり、男子から女装を疑われたりしたこともある もちろん今では、クラスでそんなことを言う人はほとんどいない けれどあの時の恥ずかしさは今も忘れられなかった 「でも私は太郎って名前、結構好きだけどな」 友達がぽつりと言った 「えっ、なんで!?」 「だって一回聞いたら絶対忘れないし。それに太郎は太郎じゃん。名前が何でも可愛いし面白いし!」 「…それ、褒めてる?」 「めっちゃ褒めてる!」 二人は顔を見合わせ、思わず吹き出した 帰り道、太郎はコンビニで買ったシュークリームを頬張った 甘いクリームが口いっぱいに広がる 名前のことは、やっぱり好きになれそうにない それでも、自分を名前だけで判断しない友達がいる それだけで、少しは救われる気がした 「…ま、友達には恵まれてるかな」 太郎は小さく笑う そして、もう一口シュークリームを食べてから、空に向かってぼやいた。 「でもさぁ……親には感謝してるけど、太郎はないでしょ! 太郎は!!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーー