「…正直、私達の出会いは偶然ではなく、運命による必然だったって今は思っているかな」 「僕達の故郷、バルバレア帝国の旗印には白い狐、黒い狼、紫の猫、黄色の犬、この4匹が描かれている。」 「そして、僕達は満更関わりが無いと言えば嘘になる。」 「僕より何代も前のおばあちゃんは3代目皇帝の妃に、ヴルさんの先祖は4代目皇帝に、ミアちゃんの先祖は2代目皇帝に、そしてリュールちゃんの祖先は初代皇帝に…まあそれもあって国旗にこの4匹が描かれたんだろうね?」 「けど、出会い自体は奇跡みたいな物だったと僕はおもうな〜?なんでかって?」 「それはつまり、僕とリヴさんは僕の親が転勤した時に町中でばったりあったこと、僕とリュールちゃんはたまたま好きなゲームが一緒だったこと、そしてそのリュールちゃんと知り合ったからこそミアちゃんと仲良くなれたって思ってるよ?」 リオレが話し終わった後、直ぐにリーヴルが続きを語り始めた。 【果から果まで縄張りだから】リーヴル・シャルトルーズ https://ai-battler.com/battle/b789b1e9-0a1f-4d51-8106-2cc9fc00c74a